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【ゴルフ】

石川遼、10アンダー首位キープ 完全Vへ決勝36ホール

2019年7月7日 紙面から

2番、石川は左ラフ斜面からの第2打をナイスリカバリーでバーディーにつなげる=いぶすきGCで(大西洋和撮影)

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◇日本プロ選手権<第2日>

 ▽6日、鹿児島県指宿市、いぶすきGC(7212ヤード、パー71)▽晴れ、28・6度、南南東2・7メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽143選手▽観衆2221人

 石川遼(27)=カシオ=が67で回って4つ伸ばし、通算10アンダーにして首位をキープした。最終日は最高気温30度の真夏日が予想される中、2ラウンド(R)を一気に消化することが決定。石川は約3年ぶりのツアー優勝、プロゴルファー日本一を決めるメジャー大会初制覇へ向け、36ホールの闘いに臨む。トップにはほかに、北村晃一(34)=ミッションバレーGC=と韓国の黄重坤(ハン・ジュンゴン)が並んだ。

 2016年8月のツアー14勝目以来の優勝へ、石川があと1日と迫った。前日からの首位をキープ。このまま逃げ切れば、完全優勝での復活星になる。

 2番パー4のピンチを一転、バーディーにしたことで、流れをつかんだ。第1打を左に曲げて深いラフの斜面に打ち込んだが、残り100ヤードほどをピン左5メートルに乗せ、慎重に読んで一撃で沈めた。8番パー5では第2打をグリーン手前まで運び、ピンまで残り30ヤードをピッチエンドランでOKの位置につけた。終盤17番パー3では第1打をグリーン前に横たわる大きな池に打ち込み、打ち直し地点からもまだ140ヤード残る大ピンチを迎えたが、最少被害のボギーで収めた。

 高校1年だった2007年5月、アマチュアながら初優勝した大会も、くしくも荒天のため最終日は36ホールだった。だが、今回は厳しい条件がそろう。湿度の高い真夏日予報の中、最終組で一緒に回るのは、無欲の快進撃を進める北村と、ツアーきっての美スイングで3勝している黄重坤。石川には今季1カ月間戦線離脱する原因となった腰痛の怖さもある。

 「最終日はきょうの17番以上に厳しい場面が訪れると思うが、36ホール回るのは(練習で)慣れているし、嫌いじゃない。最初の18ホールを9ホールくらいの感覚で回りたい。いかに集中力を保てるか。体力を回復させるために、寝る!」。日本最古のメジャータイトルで、令和最初の国内プロ最強を決める大会は、体力と精神力を試される死闘になる。 (大西洋和)

 

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