XMグループは2018年11月現在、世界約196ヶ国以上で使用されており、トレーダーの数は100万人を超えています。今回はそんなXMのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
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メリット
約定が1秒以下と非常に高速
2010年以来、先駆けてリクオート・約定拒否なしの注文方針を採用しています。
全注文の99.35%が1秒未満という高速かつ確実な約定力が特徴で、注文執行率は100%を達成、つまり約定拒否になることがありません。
取引の際に、トレーダーが発注した価格では約定が不可能なため、ブローカーが別の価格を提示してくることを意味します。
例えば大きな金融ショックが起きたとき、重大な指標が発表されたときなどで為替レートが急激に変化した場合に多く見られます。つまり簡単に言えば、指定した値段で注文が受けられない状態を意味します。
最大レバレッジが888倍
日本の金融庁によって規制されている国内ブローカーに比べ、桁違いのハイレバレッジが特徴です。中でもXMは「888倍」という、他の海外ブローカーに比べてもかなり大きなレバレッジを扱うことができます。
ハイレバレッジ=ハイリスクと考えられがちですが、全くそんなことはなく、むしろ最大レバレッジが高いほど資金を大小自由に調整することができます。レバレッジが大きいと低資金で取引することができるため、1ロットあたりの証拠金を抑えることができます。
たとえば、JPYレート:110.00 ロット数:1 とすると
| マイクロ口座の場合 | 110円 × 1,000通貨 × 1ロット ÷ 888倍 = 約 123円の証拠金が必要。 |
| スタンダード口座・Zero口座の場合 | 110円 × 100,000通貨 × 1ロット ÷ 888倍 = 約 12,387円の証拠金が必要。 |
追証なしのゼロカットシステムを採用
ゼロカットとはつまり、投資金以上の損失を被ることがないということを意味します。XMをはじめ多くの海外FXブローカーでは、ゼロカット方式を採用しています。たとえ残高がマイナスになるような損失を出しても、0にリセットされます。
このように追証が無いため、国内FXのようにマイナス残高で借金を負うリスクがありません。失う金額は最大でも入金した分だけです。ヨーロッパのキプロス(CySEC)では既に、損失の補填が義務化されはじめていますし、海外FXでは今や定番ですね。
また、XMのロスカット基準は口座資金の20%と比較的緩く、ハイレバレッジでのスキャルピングも行いやすくなっています。
海外のブローカーでは、売買を直接行う取引システム(NDD方式)を採用しています。マイナス残高のリセット分よりも、トレーダーが取引量を拡大してくれる方が何倍も利益があるため、ゼロカットシステムを採用できるということですね。
では、日本のブローカーもNDD方式を取れば良いじゃないか、と思うのですが、残念ながら日本国内の証拠金取引においては、ゼロカットは「金融商品取引法」の、第三十九条で禁じられている「損失補てん」に該当するため、法律により取引が禁止されています。
口座開設・入金時ボーナスあり
XMのマイクロ口座とスタンダード口座では、新規口座開設者に3,000円のボーナス付与が行われます。このボーナスは証拠金として使うことができるため、入金不要で取引を開始することができます。
ちなみに、ボーナス自体の出金はできませんが、トレードによる利益はすべて出金可能です。
最低入金額が 5$
XMの最低入金額は5$(500円相当)です。
スプレッド0円のECN口座が開設可能
XM Zero口座では、スプレッドを限りなくゼロに近い状態で取引することができます。しかし、その代わりに取引手数料がかかります。
また、この取引手数料は確定申告の際にメリットがあります。取引手数料を経費として申告できるため、トレードスタイルにもよりますが最終的な利益を一番多く見込むことができます。
XMの確定申告についての詳細はこちらの記事で解説しています。
MT4専用のサーバー契約が可能
色々な条件をクリアすることで、無料でVPSサーバーを利用することができますが、個人的にはおすすめしません。
詳しくはこちらでまとめています。
WEBサイトが完全日本語対応。サポートも日本語に対応可能。
XMのホームページやマイページなど、全て日本語化されているため使い易いです。書いてある日本語もGoogle翻訳で直訳したような文章でも無いですし、ほとんど国内ブローカーと変わらないように扱えます。
デメリット
取引時のスリッページ
取引をしてて少し気になることは、指値が「滑る(スリッページする)」ことがあるということ。特に逆指値は大きく動くときは普通に滑ります。ですが、普段の値動きなら全く問題ありません。
狭いスプレッドの口座で多少のスリッページが発生してしまうのは、どのブローカーを使っても同じです。一日に何回もトレードするならある程度のスリッページは受け入れ、デイトレード以上ならSTP方式のスタンダード口座、徹底的に取引の透明性を重視するならECN方式のZero口座を選択すれば良いでしょう。
スプレッド水準が少し高め
XMのスタンダード口座のスプレッドは決して狭いとは言えません。
スプレッドを一番重視するならZero口座を開設するか、別のブローカーを検討したほうが良いでしょう。
取引しないと休眠口座になる
- 口座残高あり
- 90日間トレードしていない
- 90日間入出金していない
すべて当てはまると、休眠口座に変更されます。休眠口座は維持手数料がかかり、毎月5$ずつ残高から引かれていきます。
久しぶりに使ってみたら、MT4口座の残高が減少していたり、そもそも口座にログインできない状態となっている可能性があります。その場合は、取引口座が休眠口座もしくは凍結口座になっていると考えられます。
少し気になるところ
XMに限ったことでは無いかもしれませんが、知っておいて頂ければと思います。
日本の顧客は信託保全が利用できないのか?
親会社である「XM.com」はギプロスのライセンス下で運営され、日本の顧客が現在利用できる「XMTrading」は、アフリカ大陸の東にある「セーシェル」という島国のライセンス下にて運営されています。
そして、キプロスライセンス下にある口座とセーシェルライセンス下にある口座で補償基金制度が異なります。
最近までは、日本の顧客もギプロスライセンス下のもと運営されていましたが、2016年にセーシェルライセンス下へ移動しました。
このように口座を分けている理由は、ギプロスライセンス下では「ハイレバレッジやボーナス・キャッシュバック」などが禁止されるようになったためです。欧州証券市場局(ESMA)が新しく定めた措置では、EU加盟国内ではこれらのサービスが一切禁止されました。
そのため、今までどおりキプロスライセンス下で運営を続けていては、これまで日本の顧客に提供してきた様々な取引条件とインセンティブをすべて失ってしまうため、ESMAの規制の対象とならないセーシェル拠点を作ったと考えられます。
本題に戻ります。このように、ライセンスが異なるため補償基金制度も異なります。XMの本拠点があるキプロスのライセンス下にある口座では、信託保全がされるようですが、セーシェル口座管理下では同じような信託保全がありません。
ですが、日本の顧客が利用している口座は、XMが万が一、資金の返済が不可能な事態になった場合に備え、最大100万ドル(日本円にして約1億円)まで返金がカバーされるAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)保険に加入しています。
AIG保険の契約内容は?
ダメ元でサポートに質問してみましたが、やはり契約内容の詳細は公開できないようです。
恐れ入りますが、弊社が契約しております保険内容をお客様に開示する事は致しておりません。
ご案内させて頂ける内容としましては、お客様の預託金(倒産時の残高)は入金額・利益額に関係なく、全額安全という事でございます。
弊社の運用資金とお客様のご資金は分別保管しておりますので、お客様の残高枠の金額は全額安全となっております。
念の為の補償として保険に加入しているという案内に留まる次第でございます。何卒宜しくお願い致します。
XM 山本
日本(XMTrading)の場合、資金は英国バークレイズ銀行に分別保管(会社の資産と顧客の資産を分けて管理)されます。
この銀行は、英国の4大銀行の一つで、R&I格付け投資センターが定めた発行体格付けでは「A」ランクとなっています。リスク管理の安全性は非常に高く、分別保管先としてはとても満足できる銀行と言えます。