ほさかなお『伝われ!フリーランス!』#07 教えて!取材のコツ
- フリーランス
- 伝われ!フリーランス!
- 漫画
RaspberryPi(ラズベリーパイ、ラズパイ)シリーズは日本のプログラマーから厚い支持を集めるシングルボードコンピュータですが、類似の製品は他にもたくさんあります。
その機能やスペックは製品によってさまざまです。今回はそれらの小型シングルボードコンピュータ製品からおすすめを22個選んでまとめました。
【難易度順】Raspberry Pi (ラズパイ)でできること10選!! スマートホームやウェアラブルデバイスも作れる!!
Workship MAGAZINE
目次 [非表示]

“Arduino Industrial 101″は、”Arduino 101 LGA module”の評価基盤で、LinuxベースのLininoOSで動かすことができるシングルボードコンピュータです。
IEEE 802.11b/g/nに対応したオンボードWi-Fi、USBポート×1、GPIO×3、イーサネット用ピン、DC/DCコンバーターを標準搭載。micro USBケーブルでパソコンと繋いで使用できます。
国によっては、Wi-Fi機能が搭載されたものを販売するには政府の許可が必要な場合があり、Wi-Fiの機能をオフにして売ってある場合もあるので注意しましょう。
Arduino(アルドゥイーノ)でできること15選‼︎ ドローンやロボットも作れる‼︎
Workship MAGAZINE

オープンソースとして開発され、中国で生産されている”Banana Pi(バナナイパイ)“は、ラズベリーパイよりもひとまわり大きいサイズのシングルボードコンピュータです。
主な対応OSは、Lubuntu、Fedora、Arch Linux、FreeBSD、Bananian、Android 4.2とAndroid 4.4に対応しています。
プロセッサーは、1.2 GhzクアッドコアARM Cortex A53 64-Bit、メインメモリーに2GB RAMそして8GBのeMMCを搭載しています。
ラズベリーパイとの1番の違いは、標準搭載のWi-FiとBluetooth、そしてSATA 2.0ポート採用によるストレージの拡張性といえるでしょう。たとえば、SDカードは64GBまで、そしてSATAポートにおいてはなんと2TBまで対応しています。

『Tinker Board』は、超小型フォームファクターのシングルボードコンピュータ(SBC)です。ボタン、スイッチ、センサー、LEDなどを利用可能にする40ピンGPIOインターフェースなどの、標準的なメーカー接続性オプションを備えます。
また、OS、アプリ、ファイル用のストレージを拡張可能なmicroSDカードの読み書き速度が大幅に高速化するSD 3.0インターフェイスも備えています。

学校教育の為に開発され、イギリスの学校に無料で配布されたこの”micro:bit”は、非利益で活動する機関によって作られています。
32-bit ARM Cortexをプロセッサーとし、5×5のプログラム可能なLEDマトリックスを搭載しています。また、複数のボタンと磁力計、加速計、そしてBluetoothのアンテナも搭載しています。

簡単でシンプルをモットーにデザインされたデバイスで、キャッチコピーが『Linuxの10秒起動と5分以内の開発開始を1本のUSBケーブルで』とあるように、とてもシンプルなシングルボードコンピュータです。
プロセッサーは TI AM335x 1Ghz ARM Cortex-A8を搭載していて、オペレーションシステムはLinix Minix、Sybian、Free BSD、Open BSD、RISC OSに対応。また、Project Rowboatを使うことでAndroidを動かすこともできます。
本体の大きさは75mm × 75mmとポータブルな大きさで、HDMI、S-Videoポート、4GB 8-bit eMMCと512MB DDR3 RAMを搭載しています。オンボードGPUのおかげで、2Dのみならず3Dのレンダリングをすることもできます。
価格もお手頃で機能も十分にあります。もともとはプログラマー向けに開発されたものなので、プログラムをやりたい人にはぴったりの製品です。

クレジットカードほどのサイズしかない”C.H.I.P.”ですが、9ドルという価格で初代のラズベリイーパイに劣らぬ高い性能を持っています。
Wi-FiとBluetoothは標準搭載されていて、1Ghz R8 ARMプロセッサー、512MB RAM、そして4GBのフラッシュストレージが搭載されています。まさに価格以上の機能をもっていますね。

インターネットに接続するなら、”cloudBit”が最も簡単です。
ケーブルやはんだ付け、プログラミングをまったく必要とせず、さまざまなサービスに接続することができます。
また、IFTTT(イフト)というコミュニティーのサポートが充実しています。

ラズベリーパイの競合商品として、”Intel Galileo”を開発したIntelが発売した第二世代。
Quarkアプリケーションプロセッサーを搭載していて、32-bitで最大400Mhzで動作します。ラズベリーパイの性能には劣りますが、競合商品としてではなくIot(Internet of Things: モノのインターネット)向けのコンピュータという新しいジャンルの製品として販売しているようです。
“Galileo Gen 2″は”Auduino”環境と互換性があり、またIOポートの搭載によって拡張性も実現しています。
Quarkの開発環境を求めるユーザーにはぴったりの製品なのですが、映像ポートと音声ポートはないので注意しましょう。

“MinnowBoard”には2つのバージョンがあって、ひとつは140ドル、もうひとつは100ドルで販売されています。
2つの唯一の違いはRAMの容量だけで、140ドルの方が2GB、100ドルの方は半分の1GBとなっています。他のコンポーネントは同じで、1.33GHz デュアルコアプロセッサー、IntelグラフィックスとHDMIポート、micro SDポート、USBポート×2、SATA2ポート、そしてイーサネットポートを搭載しています。
少々割高ではありますが、”MinnowBoard”には”lures”と呼ばれるいう拡張機能が存在していて、他にはない開発者にとって便利な機能です。また、SATA2ポートによるHDDへの接続ができることも大きな強みです。

22.29ドルという低価格で、A9クアッドコアSoC(System on a Chip)、1GB DDR3 RAM、イーサネットポート、USB 2.0ポートが搭載されています。
SoCとは、ひとつのチップにさまざまな機能を搭載した集積回路のことで、さまざまな役割をたったひとつのチップで果たすことができます。
“NanoPi 2 Fire”は電源管理も可能で、スリープ、パワーオフ機能などがついています。また、オペレーションシステムはAndroidとDebian Linuxを動かすことができます。

ラズベリーパイによく似たおすすめな製品のひとつが”NanoPC-T1″です。マイクロコンピューティングを習うのにとても適した製品です。
1.5GHzサムソンクアッドコアプロセッサー、1GB RAM、8GBオンボードストレージ、HDMIポート、音声ポート、USBポート×3、イーサネットポート、そしてSDカードスロットが搭載されています。
オペレーションシステムはAndroidとLinuxに対応しています。
拡張機能として、アダプターボード、高画質カメラ、LCDタッチスクリーンを追加することができます。他にもWi-Fiモジュールなどさまざまなアクセサリーがこの会社から販売されているのでぜひチェックしてみてください。

Hardkenelというこれを開発している会社のフラッグシップモデルが”ODROID-XU4″です。
ARM®︎ big.LITTLE™というテクノロジーを採用していて、これによって低電力で、CPUコアの高効率な平行処理を可能にしています。サムソンExynos5422 Cortex-A15 2GHzプロセッサー、Cortex A7オクタコアCPU、2GB LPDDR3 RAMを搭載しています。
また、USB 3.0ポート×2とギガビットイーサネットがサポートされています。オペレーションシステムはAndroid KitKat、ANdroid Lollipop、そしてUbuntuを起動することができます。
前身である”XU’3″のソフトウェアも動かすことができますが、SATAポートはついていないので覚えておきましょう。
CPUファンが多少のノイズを出しますが、ラズペリーパイ3よりも4倍ほど速く動作するとても強力なコンピューターです。もしもハイエンドなシングルボードコンピュータを探しているならぜひチェックしてみてください。

この製品は、もはやラズベリーパイのクローンといえるほどよく似ています。
スペックも、64-bit Cortex-A53プロセッサー、1GB RAM、イーサネット、USBポート×3、USB OTG、そしてGPUを搭載しています。
オペレーションシステムもさまざまで、Banana Pi、Debian、Raspbian、Android、そしてUbuntuに対応しています。
▲出典 : parallela
クレジットカードサイズの高機能シングルボードコンピュータがこの製品です。
AdaptevaのEpiphanyマルチコアチップをベースに作られています。価格は99ドルからですが、スタンドアロン型やパラレルサーバーのクラスターとして使うことができます。

ラズベリーパイの主な使われ方にメディアセンターがあります。この製品はメディアセンター専用のデバイスとして開発されました。
1.6 GHzクアッドコアプロセッサー、Mali GPU、1GB RAM(GPUとシェア)、8GBオンボードストレージ、そしてWi-Fiモジュールが搭載されています。
機能が多いわけではありませんが、メディアセンター専用に開発されているだけあってHDや4Kの映像をHDMIポートを通して出力することができます。古いTVであればAVケーブルで接続することもできます。

クアッドコアプロセッサー、2.5インチSATA HDD互換、Bluetooth 4.0、HTMIポート、イーサネットポート、ヘッドホンポート、赤外線受信機、SDカードポートが搭載されたこの製品は、2GBもしくは4GBのRAM、16GBもしくは32GBのSSDから選ぶことができます。
また、3.5インチのHDDにアップグレードすることも可能です。オペレーションシステムはAndroidがベースですが、Firefox OSやLinuxにも対応しています。
ラズベリーパイよりもずっと多機能で強力な製品といえます。

UDOO製品の中でも一番小さい製品がこの”UDOO Dual Basic”です。
1GHzプロセッサー、1GB RAM、2D&3Dアクセラレーター、HDMIポート、micro-USBポート×2、USB-Aポート×2、オンボードmicro SDカードリーダー、音声入出力ポート、そして”Arduino”対応のピンも搭載されています。
UDOO製品の中でも、最も良心的な価格的です。
また、”UDOO Neo”という後継機も要チェックです。

“VoCore”はオープンハードウェアです。すべてがオープンソースで、オペレーションシステムはOpen WrtのLEDEで起動します。
機能がたくさんあり、USBポート、Wi-Fi、20以上のGPIOが、1平方インチ(2.54cm × 2.54cm)のとてもコンパクトな本体に搭載されています。
IoTの他にもスマートハウス、ルーターなどに使うことができます。この製品はデバイスのすべてを自分でコントロールすることができるので、汎用性がとても高いです。

“Tinker Board”は、優れた互換性と最高の性能を備えた超小型フォームファクターのシングルボードコンピュータです。
最新のクアッドコアARMベースのプロセッサである Rockchip RK3288 を搭載し、他のシングルボードコンピュータと比較しても非常に優れた性能を持っています。
強力かつエネルギー効率に優れた設計なので、次世代のグラフィックスとGPUコンピューティングAPIをサポートしています。

“Gemini PDA”は、QWERTYキーボードを搭載した5.7インチAndroid/Linuxのモバイル端末です。2018年1月に出荷されたトレンド製品です。
大型のタッチスクリーンと大きなサイズのバッテリーは、使いやすさと携帯しやすさを兼ね備えていますね。

PINE64から2018年にリリースされたシングルボードコンピュータのハイエンドモデル”RockPro64”。
搭載されているSoCはRockchip RK3399で、従来品の”Rock64”と比べ約2.2倍の処理性能を誇ります。RockPro64の最上位モデルはAIシステムに最適されているとのこと。
またシングルボードコンピュータでありながらPCle 4xスロットを搭載しており、PCパーツの使用が可能。
価格は59~79ドルで、その内容から考えるとお手頃な価格と言えるでしょう。

LibreComputerがKICKSTAETER上ではじめたクラウドファンディングプロジェクトで制作されているのがこの”La Frite”。
ラズパイのPi 3 Bモデルとほぼ同等のスペックを持ちつつ、価格を10ドル〜に抑えた格安シングルボードコンピュータです。
一方でmicroSDスロットやオーディオジャックを廃止するなど、インターフェース面が必要最小限のものに抑えられています。エントリーモデルとして検討してはいかがでしょうか。
ラズベリーパイの標準モデルは日本円で約4300円程度と、手の出しやすい価格です。値段の割には性能も高く、コストパフォーマンスは非常に良いのが特徴です。
ラズベリーパイモデルBは、900MHzのプロセッサー、1GB RAM、HDMIポート、カメラインターフェイス、ディスプレイインターフェイス、イーサネットポート、micro SDカードスロット、そしてGPUが搭載されています。
利用者が多いため、ノウハウが蓄積されているのも魅力的です。世界での販売台数は1000万を超えています。
ラズベリーパイ愛好者によるMeets upや勉強会も開催されるほど、多くのプログラマーに愛されています。
ラズペリーパイに比べて、Wi-Fi、オンボードストレージなどの標準搭載機能が豊富な機種がほとんどでした。とても高いスペックの製品もあれば、ひとつの機能に特化した製品もありましたね。
それぞれの特徴を比べつつ、興味がある製品にトライしてみてください。
(翻訳:Juri Ando)
こちらもおすすめ!▼
ArduinoとRaspberry Piの違いは? 長所/短所を徹底比較!
Workship MAGAZINE
M5Stackでできること10選!! スマートウォッチやラジコンカーも作れる!!
Workship MAGAZINE