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【羽ばたけ中部勢】

大内智文ツアー参戦2年計画 岐阜関CCで地力蓄えながら

2019年5月8日 紙面から

日本ツアー出場を目標に掲げる大内智文=福岡・筑紫ケ丘GCで(堤誠人撮影)

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 2年後のプロツアー参戦を目指し、この春に中部学院大を卒業したゴルファーが汗を流している。研修生として岐阜関CCで働く大内智文(22)は、来年のプロテスト合格が目標。初参戦したプロツアーの下部大会では2戦連続で予選を通過するなど、着実に足場を固めている。

 4月19日までの3日間、福岡・筑紫ケ丘GCで行われた下部ツアーのチャレンジツアー第2戦、アイゴルフシェイパー・チャレンジで、ツアー初参戦の大内は通算7アンダーの5位と健闘した。プロ通算7勝の宮瀬博文(アイ・エー・エス・エス)や、同6勝の平塚哲二(甲賀CC)らを上回った初陣を「初日と2日目はかなり緊張したが、最終日はそれほど緊張することなくできた。後半は少しスコアを意識して崩れた。次も優勝争いをしたい」と振り返った。

 得意なクラブはドライバー。「フェアウエーが狭くても、しっかり振っていく。消極的にならないように心掛けている」と、柔和な顔つきとは似合わない積極性が持ち味だ。チャレンジツアー第3戦のジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山でも予選を通過し、34位となった。

 これまで、全国的な大会で目立った結果を残したことはない。学生時代は、昨年8月末の日本学生選手権21位が目立つ程度。昨年7月上旬の日本アマチュア選手権は2日目を終えて金谷拓実(東北福祉大)らを上回る暫定8位につけていたが、台風接近による悪天候で大会が成立しなかった。

 2年計画でプロツアー参戦を目指している。「チャレンジツアーでは試合の雰囲気に慣れていない部分があった。プロと一緒に戦うのは、まだ早いと思う。メンタル面を含め、足りない部分は多い」

 今年は地に足をつけて実力を上げる年だと考えている。まずは体づくり。学生時代は50キロ台だった体重を増やそうと筋トレに励み、現在は62キロまで増えた。技術的には、アプローチやパッティングなど小技を磨くことが課題。優勝争いにも動じない強心臓も身に着けたいところだ。

 「黄金世代」と呼ばれる1998年度生まれの若手が次々と優勝を勝ち取る女子ツアーに比べ、男子は若手の台頭が乏しい。「今は男子のゴルフ界が低迷している。自分で雰囲気をつくり、『こいつ、うまいな』と思わせるようなゴルフをして、ツアーを活気づけたい」

 昨季の日本ツアーで賞金ランキング7位と躍進した星野陸也は同い年。近い将来の男子ツアーが活況にあふれる光景を思い浮かべながら、今は地道に地力を蓄えている。 (堤誠人)

 

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