銘柄はジムビーム ライです。
ライウイスキーとは、その名の通り、ライ麦を主原料としたウイスキーで、アメリカの法律では、51%以上使用することが決められています。
元々アメリカでは、メリーランド州、バージニア州、ペンシルベニア州といったアメリカ東部の州で作られはじめ、バーボンよりも古い歴史があります。
しかし19世紀の後半に入って、ライ麦が高騰したことによって、採算がとれなくなった蒸溜所が次々と撤退し、バーボンに人気を奪われるようになります。
さらに禁酒法の施行が決定的な打撃になり、廃止されてもバーボンほど業績が戻ることが無く、さらに撤退する蒸溜所が相次ぎました。
現在、日本で手に入りやすいのは、バーボンも手がけるビーム社(ジムビーム、ノブ・クリーク)、オースティン・ニコルズ社(ワイルドターキー) のものです。
今回手に入れたのは、リニューアルされた現行品では無く、一つ前のものになります。
ということで、まずはストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は少し濃いアンバー、香りは接着剤の香りが先に来ます。
口に含むと、アルコールの刺激は少なめで、先に接着剤のようなエステリーさ、あとからメロン、バニラ、ナッツ、ライムと続きます。
味わいはスパイシーと酸味が半々に来る感じで、それほど甘さは感じられません。
ロックにすると、ライムの香りが強く鼻を突き、その後バニラ、ウエハース、モルトの香りが訪れます。
味わいは酸味が少々強めになり、ビターが来た後、奥から甘さを感じ取れるようになります。
最後にハイボールにすると、メロン、バニラの香りが主体となります。
味わいは酸味がメインで、甘さは奥から出てくる印象です。
バーボンであるレギュラーと比較すると、 辛さ、酸味が強めに来る印象で、パンチが効いています。
しかし、100%ライ麦原酒を使っているわけでは無く 、コーンなどの原酒によってバニラなどの香りを持った甘さによってまとめられていて、どぎつさと言えるほどには至っていません。
バーボンよりもピリッとしたものがほしい人向け、というところでしょうか?
今回飲んだ従来品は750mL、現行の緑のラベルは700mL、アルコール度数はともに40度で、価格はともに1500円ほどです。
<個人的評価>
- 香り B: ストレートではエステリーさが目立ち、ロックではライムが香る。その他メロン、バニラ、モルト、ナッツ。
- 味わい C: ストレートではスパイシー。加水されると酸味がメインになる。後から甘味。
- 総評 B: レギュラーよりもパンチがほしい人向け。
ジムビーム ライ 750ml 40度 箱なし |