【一般スポーツ】トヨタ車体、競り勝ち4強 2年目杉岡が量産8得点2019年2月2日 紙面から
ハンドボール男子の第70回日本選手権は1日、熊本県山鹿市の山鹿市総合体育館で準々決勝4試合が行われ、昨年まで2年連続準優勝のトヨタ車体(愛知)はトヨタ紡織九州に28-26で競り勝ち、2日の準決勝へ進んだ。豊田合成(愛知)は初の4強入り。大同特殊鋼(愛知)も勝ち上がった。 粘る相手を何とか振り切った。3年ぶりの優勝を狙うトヨタ車体が初戦の準々決勝で、トヨタ紡織九州の追い上げをかわした。これで11年連続となる4強。香川将之監督(38)は「一発目の難しさはある。選手が納得するプレーをすれば、結果は付いてくる」と準決勝以降を見据えた。 光ったのは2年目の杉岡尚樹(24)だ。左サイドから切り込み、8得点を量産。「ボールをもらったら、狙ってやろうと思っていた。自分が仕掛けることで、雰囲気が変わる。強い気持ちで前半からプレーした」。立ち上がりは、相手が常に先手を取る展開だった。その流れを、杉岡の攻撃的な姿勢が変えた。 昨年から日本代表入りし、1月の世界選手権でも日の丸を付けた。出場時間こそ短かったが、同じポジションの先輩たちの取り組み方から多くを学んだ。「チームでは若い方だけど、引っ張る気持ちでやる。遠慮せずにリーダーシップを取る必要を感じた。代表の経験を還元したい」。代表からチームに戻り、休む間もなく大会に突入したが、「ハンドボール漬けの毎日は幸せなので」と疲れ知らず。2大会連続準優勝の悔しさを、今年こそ晴らす。 (麻生和男)
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