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【一般スポーツ】

紀平梨花今年の一文字は「強」 名古屋フィギュアスケートフェス

2019年1月6日 紙面から

エキシビション「フェーデッド」を披露する紀平梨花=日本ガイシアリーナで(木戸佑撮影)

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 フィギュアスケート女子で昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで初出場初優勝した紀平梨花(16)=関大KFSC、全日本選手権で初優勝した坂本花織(18)=シスメックス=が5日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われた名古屋フィギュアスケートフェスティバル(主催=中日新聞社ほか)に参加し、満員の場内を盛り上げた。

 一年の計は初滑りにあり。名古屋で2019年の幕を開けた紀平がフェスティバルの出演前、今年にかける思いを漢字1字に込め、筆でしたためた。「強」。沈思黙考の末に選択して書き上げると、意図をこう説明した。

 「試合に強い気持ちで挑んで、試合に強い選手になりたいと思ったので『強』という字にしました」。今年は2月に四大陸選手権(米アナハイム)、3月に世界選手権(さいたま)と大舞台が続くだけに、墨痕鮮やかな筆跡に偽らざる気持ちがこもっていた。

 年末年始は家族と過ごした。元日は午前1時ごろ、兵庫県内の神社へ初詣に出掛け、絵馬にも今後にかける思いを書いたという。「全ての試合でガッツポーズが出る演技ができますように」。おみくじは大吉の次に運勢がいいといわれる吉で、「悪いことは書いてなかったです」と笑う。

 強くなるための行動にも出る。今月16日に米コロラドスプリングスに出発。高地で約10日間、フリー振付師のトム・ディクソンさんとともに現在の振り付けの手直しと進化を図るとともに、4回転ジャンプを来季以降に完璧に跳べるようになるため、自らの体を釣り上げて体の軸などを矯正する「ハーネス」という器具を使った練習を続けていく。

今年の一文字を手に笑顔の紀平梨花=(布藤哲矢撮影)

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 「振り付けはもっとよくするため。4回転はちょっと始めておこう…という感じです」

 この日は今季のエキシビション「フェーデッド」を披露。昨年12月の全日本選手権後に替えたというスケート靴に慣れるため代名詞のトリプルアクセルはみせず、最後の3回転ルッツで転倒したものの、会場のフィギュアスケートファンからは大きな拍手を浴びた。名古屋で初滑りを終えた紀平。目は前だけを向いている。 (川越亮太)

 

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