【一般スポーツ】あと一歩…トヨタ車体連覇ならず バレーボール全日本選手権2018年12月24日 紙面から
バレーボールの全日本選手権最終日は23日、東京・大田区総合体育館で男女の決勝を行い、女子のトヨタ車体(愛知県刈谷市)は久光製薬に1-3で敗れて、大会連覇はならなかった。久光製薬は2年ぶり7度目の優勝。男子はJTが東レに3-0で勝って、4年ぶり3度目の優勝を飾った。 あと一歩だった。トヨタ車体は久光製薬との2時間を越える熱闘を勝利で飾れなかった。後がない状態で臨んだ第4セットは逆転に成功したものの、最後は24-25から村永がレシーブミス。拾いきれなかった無情なボールがコートで弾んで、大会連覇の夢は消えた。 「久光さんに勝ちきりたかった…」と多治見麻子監督(46)。この思いは選手も同じ。18本中15本を決める驚異的な決定力でチームを引っ張った荒木は「勝ちきれないのが自分たちの弱さです」と唇をかんだ。 久光製薬は、多治見監督が2016年6月に就任してから一度も勝てていない天敵。連覇への最大の壁といえる相手だ。勝利に向け、外国人選手のオズソイに球を集めるだけではなく、両サイドから荒木や内瀬戸らを使って相手の守備を乱す戦術をたてていた。 策ははまった。今月8日のVリーグの対戦では1セットも奪えなかったが、この日は第2セットを25-20で奪取。第3、第4セットも2点差の競り合いまで持ち込んだ。でも、最終的には終盤で無類の勝負強さをみせる相手を上回れない。だからこそ、悔しさは募る。 「勝負どころで点を取られてしまいました」と村永。年が明ければ、Vリーグが再開される。この日の悔しさを胸に、トヨタ車体は宿敵への雪辱を期す。 (川越亮太)
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