2017年11月7日
児童ポルノのホスティングが増加、ホスト国首位はオランダ
シンガポールでホスティングされている、児童が性的虐待を受けている画像、動画のウェブサイトが増加している。インターネット監視財団(IWF)によれば、アジアにそうしたウェブサイトは2,000近くあり、うち12%がシンガポールでホスティングされている。
今年初10カ月間にシンガポールで見付かったそうしたウェブサイトは412で、昨年(211)ほぼ倍。15年は10だった。
児童ポルノを扱うウェブサイトは世界的に増加傾向にある。精神科医のマシュー・ウー医師は「好奇心から見始めるケースが多いと思われる。それを続けていくとエスカレートし、小児性愛者になる可能性もある」と指摘する。
シンガポール社会・家族開発省が調査した、児童に対する性的虐待事件は、2015年の82件に対し16年は107件。家族による虐待が多い。
シンガポールでホスティングされているウェブサイトすべてがシンガポールで製作されているわけではなく、複雑なネットワークを利用し、所在地を隠しているケースもある。
昨年世界各地で見つかった、児童ポルノに関するサイトは5万7,000で、最大のホスト国は、オランダ、米国、カナダ、フランス、ロシア。
シンガポールでは若者が児童ポルノに夢中になるケースが増えているようだ。ウー医師によると、5年前は、児童に対する性的暴行で相談に来た患者は20台半ば~30台が中心だった。最近は15~17歳の患者が週に5人ほど、小児愛的性癖の相談に来るという。