【野球】星稜・奥川圧巻7イニング11K 神宮初マウンドで貫録投球2018年11月11日 紙面から
明治神宮野球大会高校の部は準々決勝2試合があり、1991年以来の優勝を目指す星稜(石川)は広陵(広島)との優勝候補対決に9-0で7回コールド勝ちし4強。来年ドラフト1位候補の星稜・奥川恭伸投手(2年)が7イニングを3安打11奪三振、無四球と圧巻の投球を披露した。 奥川がスタンドの視線を独り占めした。「球が走っていた。丁寧に投げることを心掛けて、その通りにできた」。最速150キロを誇る来年のドラフト1位候補が、神宮初マウンドで貫禄の投球を披露した。 北信越大会決勝・啓新戦で左手首に打球を受けて以来、19日ぶりの実戦登板。最速で149キロを計測した直球、スライダーに加えて、今大会に向けて磨いてきたフォークを解禁した。11奪三振のうち10個は空振り。硬いマウンドに備えて、開幕前に神宮仕様の亜大や国学大のグラウンドで練習したが「思っていたほど硬くなく、傾斜も投げやすかった」。中国大会準決勝で、来年ドラフト1位候補の創志学園・西を8回コールドで打ち破った広陵打線が、手も足も出なかった。 今夏開催されたU18アジア選手権の日本代表に、2年生で唯一選出された。宿舎では中日にドラフト1位指名された大阪桐蔭高・根尾らと同部屋。部屋ではスライダーの握りを聞き、投球の組み立て方も教わった。ドラフト後に電話で「おめでとうございます」と1位指名を祝福。根尾からは「オマエも神宮大会、頑張れよ」と激励された。打撃でも、4回に先制の右越え適時三塁打。根尾をほうふつさせる二刀流で大勝に導いた。 12日の準決勝は、高松商-八戸学院光星の勝者と対戦。勝てば松井秀喜を擁した91年以来の優勝に王手がかかる。「目標は全国制覇」。頂点へ駆け上がる。 (麻生和男) ▽中日・中田宗男スカウトディレクター(星稜・奥川について)「素材は抜群だったが、下半身の使い方が良くなり、制球も良くなった。ドラフト1位12人に入るのは間違いない」 【高校】 ▽準々決勝 星稜(北信越) 0007002―9 広陵(中国) 0000000―0 (7回コールドゲーム) (星)奥川-山瀬 (広)石原、河野、森-秋山
桐蔭学園(関東) 0000100―1 筑陽学園(九州) 043111x―10 (7回コールドゲーム) (桐)伊礼、渡部、山崎-清水 (筑)西、西舘-進藤 本塁打福岡(筑)
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