徹底比較!キャリアのプリペイド携帯とMVNOのプリペイドSIMはどっちがいい?
プリペイド携帯とプリペイドSIM、どちらを契約する方がいいのでしょうか!?そこで今回は、キャリアのプリペイド携帯とMVNOのプリペイドSIMを徹底比較しました。これからプリペイドの契約を考えている方も、プリペイドについてよく知らない方も本記事を参考にしてくださいね。
この記事の目次
格安SIMを使うとキャリアより軽い負担で携帯電話を利用できますし、プリペイド携帯は節約を希望する方にとって魅力的なサービスです。少し前の節約方法としてはキャリアの「プリペイド携帯」が主流でしたが、現在ではMVNOの「プリペイドSIM」が登場しています。そこで今回は、キャリアのプリペイド携帯とMVNOのプリペイドSIMのどちらがお得なのか比較しました。
プリペイド携帯やプリペイドSIMってなに?
プリペイド携帯電話とは、通話料金などを前払いしておき、その範囲内でのみ利用ができる携帯電話サービスのことです。前払いした料金を使い切った場合はあらためて料金をチャージすることで再び利用できるようになります。一般的な携帯電話は使った分の料金を後から払う形になるので、「ポストペイド携帯」という言い方もします。
プリペイドの最大の特徴は、ポストペイドと違って「基本使用料がいらない」点です。ポストペイドは携帯電話を使おうが使うまいが、毎月最低限の基本使用料が発生しますが、プリペイドにはそれがありません。
そして、MVNOが提供するプリペイドSIMは通話ではなく通信メインに使えるプリペイドです。お試しでMVNOを使いたい方、訪日外国人や一時帰国者向けに作られています。通常のプランに比べると若干料金は高いですが、プリペイド携帯と同様に基本使用料なしで通信ができます。
プリペイド携帯の歴史
日本におけるプリペイド携帯の歴史は1998年までさかのぼり、一時はすべてのキャリアで取り扱っていた時期がありました。しかし、犯罪に利用されることが多くなったことから契約時本人確認等が強化されました。その後、最大手のdocomoがプリペイド携帯のサービスを終了しました。
auは旧社名のIDO時代の「プリペIDO」を経て「ぷりペイド」というサービス名で現在まで提供を続けており、SoftBankは3G向けでは「プリモバイル」、スマホ向けでは「プリスマ」というサービス名だったものを2014年11月に「シンプルスタイル」という名称に統一してサービスを提供しています。
auの「ぷりペイド」は音声通話とSMSしかできないのに対し、SoftBankの「シンプルスタイル」は音声通話とSMS、Eメールを利用でき、EメールはSoftBankのメールアドレス(@softbank.ne.jp)を使えます。インターネットについては3G携帯電話では対応していませんが、スマホでは対応しています。いずれにしてもプリペイド携帯はあくまでも音声通話に利用することを前提としており、その他の機能はおまけ的な要素が強いです。
プリペイド携帯やプリペイドSIMのメリット
ここでは、プリペイド携帯やプリペイドSIMを導入するメリットについて紹介します。どんなメリットがあるのかを確認して各サービスの比較に役立てましょう。
基本使用料0円でスマホが使える
プリペイド携帯やプリペイドSIMは、先に料金を支払う方式をとっています。そのため、キャリアやMVNOにある基本使用料が発生しません。どちらも、自分の利用範囲内の料金に見合ったプリペイドカードを購入すれば携帯電話やスマホが使えます。基本使用料がないので、必要なときにプリペイドカードを購入して利用できたり、必要がなくなれば利用を止められるのがメリットです。
利用期間による縛りがない
プリペイド形式のスマホにはキャリアやMVNOのような縛りがありません。その代わり、プリペイドカードごとに利用できる期間や料金の上限が決まっています。自分のスタイルに合わせてプリペイドカードを購入して利用しましょう。
訪日外国人や一時帰国者にとって使いやすい
MVNOが提供しているプリペイドSIMは、おもに訪日外国人向けや一時帰国者向けに販売されています。外国では、SIMフリースマホが普及しているため、電波帯域さえ対応していればプリペイドSIMを挿してすぐに利用できます。MVNOのプリペイドSIMは、家電量販店や空港などで販売されていて、手に入りやすく使いやすいのも特徴です。
番外編:プリペイド携帯やSIMにデメリットはある?
プリペイドSIMは、通常のプランに比べると割高で販売されています。例えば、楽天モバイルのプリペイドSIMと通常の音声SIMプランを確認してみましょう。
- 楽天モバイル プリペイドSIM
- データSIM 1GB:月額 3,218円
- データSIM 2GB:月額 4,298円
- 楽天モバイル 組み合わせプラン(音声SIM)
- 3.1GBプラン:月額 1,728円
- 5GBプラン:月額 2,322円
2018年9月時点
上記を見ても分かるとおり、プリペイドSIMと通常プランでは金額に差があります。楽天モバイルの組み合わせプランには、1GBや2GBのプランは用意されていませんが、プリペイドSIMよりも多い容量が半額程度で提供されています。プリペイドSIMをこれから利用する方は、どちらが自分に適しているのか考えて契約しましょう。
プリペイド携帯の特徴と提供しているキャリアまとめ!
2018年9月現在、キャリアではauとSoftBankからプリペイド携帯が提供されています。残念ながらdocomoではプリペイド携帯は提供されていません。
キャリアのプリペイド携帯は、通話メインでプリペイドを利用したい方に向いています。auは通話専用、SoftBankはプランに加入することで通信が利用できます。通信に特化しているわけではないので、データ通信をメインに使いたい方はMVNOのプリペイドSIMを契約しましょう。
au
auでは、プリペイドサービス「ぷりペイド」を提供しています。カードとぷりペイド専用電話を購入して利用開始登録を行うことで、プリペイド携帯として利用を始められます。ただし、2016年11月1日をもって、ぷりペイド専用電話の加入申し込みの受付は終了しました。
そのため、以前のau端末を持っている方はそちらを利用し、持っていない方は中古のau端末を購入しましょう。中古スマホ店やショッピングサイト、オークションなどで購入できます。ただし、手持ちの3Gケータイをauショップに持ち込んで「ぷりペイド専用電話」の加入申し込みをする場合についても、2018年11月7日で受付を終了すると公式サイトでアナウンスされています。
契約内容は?
- 契約事務手数料
- 4,320円
- カードの種類
- ぷりペイドカード 1万円(10,000円分/365日)
- ぷりペイドカード 5,000円(5,500円分/90日)
- ぷりペイドカード 3,000円(3,300円分/30日)
- 各種料金
- 通話料:10.8円/6秒
- SMS:受信 無料/送信 5.14円(1通)
2018年9月時点
費用については、auの場合、新規契約時は契約事務手数料が4,320円かかるほかに、6,000円分以上の「ぷりペイドカード」を購入する必要があります。カードの種類は通話料金を前払いするために買うもので3,000円から1万円となっており、利用する範囲内で購入しましょう。
これまではスクラッチカード型が基本でしたが、2018年5月28日以降はレシートなどでカード番号を示したバウチャー型が基本となります。また、カードごとに有効期限が定められているので、期限が切れる前に使い切ったうえで、新たなカードを購入しましょう。
SoftBank
SoftBankでは「シンプルスタイル」と呼ばれるプリペイド携帯を提供しています。2018年9月現在ではガラケーとスマホの2種類のシンプルスタイル専用端末が販売されており、シンプルスタイル加入時に購入します。
基本的に通話専用ですが、シンプルスタイルのスマホのみ専用のパケット定額サービスに加入すると通信も利用できます。ガラケーの場合は、メールができるプランが用意されています。
契約内容は?
- 契約事務手数料
- 3,240円
- カードの種類
- ソフトバンクプリペイドカード 3,000円(60日)
- ソフトバンクプリペイドカード 5,000円(60日)
- 各種料金
- 通話料:9.26円/6秒
2018年9月時点
SoftBankでは、3,000円と5,000円のプリペイドカードを用意しており、どちらも利用期間は60日です。利用期間が過ぎるとチャージ分が残っていても失効するので注意しましょう。また、SoftBankでは、カード形式でのチャージのほかにクレジットカードでもチャージできるので便利です。
プランの詳細
auのプリペイド携帯は通話専用ですが、SoftBankのプリペイド携帯では、パケット定額サービスに加入することで通信も利用できます。スマホ用とガラケー用のプランが用意されているので、利用する端末によって契約するプランを考えましょう。
シンプルスタイル(スマートフォン)
出典:シンプルスタイル(4Gスマートフォン) プラン
2018年9月時点
出典:シンプルスタイル(3Gスマートフォン) プラン
2018年9月時点。税抜き表示
SoftBankには、4Gおよび3Gスマホのパケット定額サービスを用意しています。4Gでは、上記のように定額料と有効期間が決められているので、自分の利用スタイルに合ったプランを選びましょう。
シンプルスタイル(ケータイ)
出典:シンプルスタイル(ケータイ) プラン
2018年9月時点。税抜き表示
シンプルスタイルのケータイプランでは、上記のように各種料金が定められています。さらに、100MBプランが用意されており、メールやSMSの送受信が可能です。定額料は324円で利用有効期間は30日です。
プリペイドSIMの特徴と提供しているMVNOまとめ!
- 訪日外国人や一時帰国者向け
- 試しにMVNOを使ってみたい人向け
MVNOで提供されているプリペイドSIMは、おもに上記の方に向いています。どちらのプリペイドSIMも通常のプラン料金よりも高い傾向があるので、よく用途を考えてプリペイドSIMを利用するようにしましょう。
楽天モバイル
| パッケージ名 | 楽天モバイル プリペイドSIM 1GB | 楽天モバイル プリペイドSIM 2GB |
|---|---|---|
| 料金 | 3,218円 | 4,298円 |
| 有効期限 | 30日間 | 90日間 |
| リチャージ | 500MB :30日間 1,620円 1GB :60日間 2,160円 2GB :90日間 3,240円 | 500MB :30日間 1,620円 1GB :60日間 2,160円 2GB :90日間 3,240円 |
| SIM種類 | データSIM | データSIM |
| SIMサイズ | 標準SIM micro SIM nano SIM | 標準SIM micro SIM nano SIM |
| サービスエリア | 日本全国 | 日本全国 |
2018年9月時点
楽天モバイルでは、データ通信専用の1GB、2GBのプリペイドSIMが販売されています。通常プランに比べて割高ですが、スポット的に利用するなら問題ないでしょう。全国の楽天モバイルショップや家電量販店などで購入できます。
U-mobile(ユーモバイル)
| パッケージ名 | U-mobile プリペイド 7日間 | U-mobile プリペイド 15日間 |
|---|---|---|
| 料金 | 店舗による | 店舗による |
| 有効期限 | 7日間 | 15日間 |
| リチャージ | なし | なし |
| SIM種類 | データSIM | データSIM |
| SIMサイズ | micro SIM | nano SIM |
| サービスエリア | 日本全国 | 日本全国 |
2018年9月時点
U-mobile(ユーモバイル)のプリペイドSIMは、訪日外国人または一時帰国者向けに販売されています。7日間、15日間のパッケージが用意されており、どちらも1日あたり220MBまでの高速データ通信が利用できます。販売場所は、U-NEXTストアや各空港のU-mobile自動販売機などです。追加チャージはできないので必要な日数分のパッケージを購入してください。
b-mobile(ビーモバイル)
| パッケージ名 | b-mobile 7GB×1カ月間 | b-mobile 7GB×6カ月間 | b-mobile 7GB×12カ月間 |
|---|---|---|---|
| 料金 | docomo回線/3,780円 SoftBank回線/5,379円 | docomo回線/1万8,700円 SoftBank回線/2万4,800円 | docomo回線/2万9,800円 SoftBank回線/3万3,800円 |
| 有効期限 | 30日間 | 180日間 | 360日間 |
| リチャージ | ▽docomo回線 1カ月/3,100円 6カ月/1万5,900円 12カ月/2万7,000円 ▽SoftBank回線 1カ月/3,980円 6カ月/2万1,080円 12カ月/2万9,800円 | ▽docomo回線 1カ月/3,100円 6カ月/1万5,900円 12カ月/2万7,000円 ▽SoftBank回線 1カ月/3,980円 6カ月/2万1,080円 12カ月/2万9,800円 | ▽docomo回線 1カ月/3,100円 6カ月/1万5,900円 12カ月/2万7,000円 ▽SoftBank回線 1カ月/3,980円 6カ月/2万1,080円 12カ月/2万9,800円 |
| SIM種類 | データSIM | データSIM | データSIM |
| SIMサイズ | 標準SIM micro SIM nano SIM | 標準SIM micro SIM nano SIM | 標準SIM micro SIM nano SIM |
| サービスエリア | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 |
2018年9月時点
b-mobile(ビーモバイル)では、7GBのプリペイドSIMを扱っています。主に、b-mobileが提供するbマーケットなどで購入でき、1カ月、6カ月、12カ月の3種類の期間からプリペイドSIMが選べます。ほかのプリペイドSIMに比べると、通常プランに近い料金でプリペイドSIMが手に入るので、試しにb-mobileを使ってみたい方にもおすすめです。
また、b-mobileでは、SoftBank向けのSIMも販売されています。iPhoneとiPad向けにnano SIMとmicro SIMを用意しているので用途に合わせて選びましょう。提供されている通信量はdocomoと同じですが料金は若干高くなっています。
BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)
| パッケージ名 | BIGLOBE NINJA SIM 3GB | BIGLOBE NINJA SIM 7GB |
|---|---|---|
| 料金 | 5,292円 | 8,316円 |
| 有効期限 | 30日間 | 30日間 |
| リチャージ | 1GB 2,160円 | 1GB 2,160円 |
| SIM種類 | データSIM | データSIM |
| SIMサイズ | 標準SIM micro SIM nano SIM | 標準SIM micro SIM nano SIM |
| サービスエリア | 日本全国 | 日本全国 |
2018年9月時点
BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)では、「BIGLOBE NINJA SIM」という訪日外国人または一時帰国者向けのプリペイドSIMを販売しています。3GBと7GBの通信容量を用意していて、どちらも開通から30日間利用できます。また、途中で1GBあたり2,160円でリチャージできます。全国の空港や家電量販店などで販売されているので、プリペイドSIMが必要なときにいつでも手に入ります。
IIJmio(みおふぉん)
| パッケージ名 | IIJmioプリペイドパック |
|---|---|
| データ容量 | 2GB |
| 料金 | 4,094円 |
| 有効期限 | 3カ月後の月末 |
| リチャージ | 500MB 1,500円 2GB 3,000円 |
| SIM種類 | データSIM |
| SIMサイズ | 標準SIM micro SIM nano SIM |
| サービスエリア | 日本全国 |
2018年9月時点
IIJmio(みおふぉん)では、IIJmioプリペイドパックを販売しています。2GBの通信容量が3カ月間利用できます。使い切りのプリペイドSIMですが、通常プランに移行することも可能なので、利用中に気に入れば継続して使えます。しかも、プリペイドSIMからの移行の場合、初期費用が無料になるのでお得です。
OCN モバイル ONE
| パッケージ名 | プリペイド 容量型 1GB |
|---|---|
| 料金 | 3,456円 |
| 有効期限 | 3カ月 |
| リチャージ | 1GB 2,160円 |
| SIM種類 | データSIM |
| SIMサイズ | マルチサイズSIM |
| サービスエリア | 日本全国 |
2018年9月時点
OCN モバイル ONEでは、容量型と期間型という2種類のプリペイドSIMを販売しています。容量型は、1GBの通信容量を使い切るまで利用できるプリペイドSIMで、気に入ればそのまま通常プランへ移行できます。試しにOCN モバイル ONEを使いたいという方におすすめです。
期間型
| パッケージ名 | プリペイド期間型 20日間 50MB |
|---|---|
| 料金 | 3,024円 |
| 有効期限 | 20日間 |
| リチャージ | 50日間 2,376円 |
| SIM種類 | データSIM |
| SIMサイズ | マルチサイズSIM |
| サービスエリア | 日本全国 |
2018年9月時点
期間型は、1日50MBまでの通信容量を20日間利用できるプリペイドSIMです。容量型と同じく試しに利用したい方に適したプリペイドSIMで、こちらも気に入ればそのまま通常プランへ移行できます。
mineo(マイネオ)
| パッケージ名 | mineo プリペイドパック1GB |
|---|---|
| 料金 | 3,996円 |
| 有効期限 | 最大2カ月 |
| リチャージ | なし |
| SIM種類 | データSIM |
| SIMサイズ | 標準SIM (docomoのみ) micro SIM nano SIM au VoLTE対応SIM (auのみ) |
| サービスエリア | 日本全国 |
2018年9月時点
mineo(マイネオ)では、docomo回線とau回線のプリペイドSIMを販売しています。どちらも1GBで最大2カ月間通信を利用できます。プリペイドSIM利用後に気に入った場合は、契約事務手数料が無料でシングルプランへ移行できるので試し使いに最適です。
キャリアのプリペイド携帯とMVNOのプリペイドSIMどっちが良いの?
- 通話メインに使いたいなら
- キャリアのプリペイド携帯
- データ通信メインに使いたいなら
- MVNOのプリペイドSIM
キャリアのプリペイド携帯とMVNOのプリペイドSIMについて紹介しました。スマホやガラケーを通話メインで利用する方は通話も使えるプリペイド携帯がおすすめです。プリペイドSIMはデータ通信専用のSIMなので音声通話は利用できません(メッセージアプリなどによる通話は可能)。
一方、データ通信をメインに使うなら通信容量が豊富なプリペイドSIMがぴったりです。試し使いに適したプリペイドSIMから一時帰国者向けのプリペイドSIMまで、さまざまな形態で販売されています。まずは、自分の用途を考えてからプリペイド携帯またはプリペイドSIMを選びましょう。
格安SIMに切り替えると
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をもとに算出(2018年5月23日現在)
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