ITmedia NEWS > STUDIO > VRのキラーアプリはアダルトではなく「釣り」だ (1...

Oculus Go! Go! Go!:VRのキラーアプリはアダルトではなく「釣り」だ (1/4)

» 2018年09月05日 08時00分 公開
[村上万純ITmedia]

 先日、「Oculus Go」でバーチャル編集会議をしたら会話が弾んで面白かった、という記事を書いた。3Dアバターになって顔を突き合わせるので、会議中にPCで内職するなんてことはできない。自分の声がバーチャル空間で響く感覚が新鮮なのか、全員が積極的に会話に参加する。

オキュラス 「Oculus Go」でバーチャル編集会議をしたときの様子。リアルで集まる必要は全くないが一応集合

「せっかくみんなOculus Goを持ってるんだから、何か記事書こうよ」

「どんな面白い使い方があるかな」

「Netflixとか動画を見るのが迫力あってお勧め」

「じゃあ私は釣り記事でも書くかな」

「え……」

 記者の何気ないひと言で、会話の流れが止まる。Webメディアの記者が「釣り記事を書きたい」とは何事かと思われたのかもしれないが、私が書きたいのは「釣り」の記事だ。英語でいうとfishing。「フィッシング記事を書きたい」と言うとより悪質な感じになってしまうので口には出していない。

Oculus Goのキラーアプリは何か

 Oculus Goにはさまざまなアプリがある。Netflixを使えばドラマや映画を大迫力の画面で視聴できるし、DMMのアダルト動画も根強い人気がある。動画プレーヤーとしての需要は高い。

オキュラス

 読書をしたり、世界中のきれいな自然の景色を眺めたりもできる。そして、VRの醍醐味(だいごみ)といえばやはりゲームだ。ジェットコースター、シューティング、リズムアクションなど、360度の画面で囲まれると、どの作品も実際にゲームの世界に入り込んだような錯覚に陥る。これは実際に体験してみないと分からない感覚だろう。

 しかし、Oculus Goといえば「これだ!」というキラーコンテンツを挙げて人に勧めるのがなかなか難しい。「VRに興味はあるけど高額な機材をそろえるのはちょっと……」と考えるVR初心者には、2万円台で買えるOculus Goがぴったりなのだが、「取りあえず、これをやれば面白さが分かるよ」といえる万人受けするアプリがなかなか決めがたいのだ。

 既にOculus Goを持っている人は、やはりNetflixなど動画プレーヤーとしての利用を勧めてくる。「映画館に行かずとも、大型スクリーンで迫力のある視聴体験ができる」といううたい文句は、VRになじみがない人にも分かりやすい。あとは「Oculus Rooms」などのソーシャルアプリ。その場にいるように会話できる感覚が味わえるため、「VR空間は人と交流してこそ、その真価が発揮される」という主張も良く分かる。

オキュラス 「Oculus Rooms」のオセロで遊んでいる様子

 しかし、私はあえて釣りを勧めたい。「VRといえば釣りだろう」とさえ思っている。

       1|2|3|4 次のページへ

Oculus Go! Go! Go! 連載一覧

次回の掲載をメールで受け取る

Oculus Rift、HTC VIVE、PS VRのVR御三家が登場したVR元年、2016年から2年。ついに登場した、スマートフォンもゲーミングPCも不要なスタンドアロンVR HMDのOculus Go。これを使ってみた連載。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Special

- PR -

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約した 「QNAP×ITmedia」

設備稼働状況の可視化や業務効率化によって、多くの水道事業が抱える課題に立ち向かう!オラクルのクラウド型アナリティクスツールを採用。その決め手は何だったのか?

こだわりの立体感に“攻め”のポイントカラー、男の物欲を刺激するスポーティメタルアナログウォッチ「エディフィス」誕生の舞台裏を探る

熟練エンジニアのチューニングにも迫るオラクルの自律型データベース、新日鉄住金ソリューションズが実力を検証

本当に使える日本政府の防災情報基盤、実現の鍵は、相互運用性を備えた「データレイク」を実現する「Oracle Cloud」にあった。

日本企業でも着実に広がっているクラウド導入。その目的はさまざまだが、「ビジネスを効率化したい」という狙いだ。しかしクラウドには依然として課題も残されているが……

Special

- PR -