【スポーツ】[高校野球]根尾が今秋ドラ1、竜熱望! 大阪桐蔭、史上初2度目春夏連覇2018年8月22日 紙面から
◇<決勝>大阪桐蔭13-2金足農中日が21日、今秋のドラフト会議で大阪桐蔭高の根尾昂遊撃手(18)を1位指名することが確実となった。大阪桐蔭は、第100回全国高校野球選手権大会決勝で、金足農(秋田)に13-2で勝ち、史上初2度目の春夏連覇を達成。根尾は5回に今大会3本目の2点本塁打を放ち、優勝に貢献した。中日は高校通算30本塁打の強打と最速148キロを計測する強肩を高く評価。岐阜県飛騨市出身の地元出身でもあるスター候補生の獲得に狙いを定めた。 ◇ 地元出身、そして甲子園のスターを放っておくわけにはいかない。中日がこの日までに、今秋のドラフト会議で根尾を1位指名することを内定。大阪桐蔭の2度目の春夏連覇で幕を閉じたこの日、取材に応じた西山和夫球団代表は「誰とは言わないが、方針は決まっている」と明言こそしなかったが、根尾の最上位指名が有力となった。 というのも、早くから根尾を1位の筆頭候補に挙げていた。西山球団代表はかねて「力が同じなら地元優先」と話しており、根尾は岐阜県飛騨市出身。異例の徹底マークも続けてきた。甲子園では初戦の作新学院戦に続き、2回戦の沖学園戦も松永幸男編成部長を含むスカウト全12人態勢で視察。例年は初戦のみで後にするだけに、1大会2度目の視察は高い評価の表れだった。 根尾は177センチと大柄ではないが、最速148キロの強肩、高校通算30本塁打の長打力に、50メートル走6秒1の俊足。中学時代にスキーで日本一となった強い足腰を生かした遊撃の守備にも定評がある。持ち前の高い身体能力を生かし、甲子園でも好守を連発。投攻守で優勝に大きく貢献した。今年打ち出した地元重視のチーム方針にも合致し、知名度を考えれば営業面でも大きな期待ができる。 根尾をドラフト1位で獲得できれば、2年目で伸び悩む京田を二塁コンバートが可能。黄金時代を築いたアライバをほうふつとさせる俊足の二遊間コンビを形成できる。根尾に関しては、ヤクルトや日本ハムなども1位候補にリストアップ。競合による抽選が予想されるが、中日にとっては喉から手が出る逸材だ。 その根尾は決勝の後、「プロ野球に入りたい思いはある」とプロ志望を明言。さらにポジションについて「ショートで出ることが多かったのでショートかなと思う。(二刀流は)なかなかできないと思う」と続けた。 中日は今後も根尾が高校日本代表の一員として出場するU18アジア選手権大会(9月3日開幕・宮崎)に、スカウトを派遣することを検討。その一挙手一投足を追う方針だ。
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