paul_john1_今回は、インディアンウイスキーの一つ、ポール・ジョンを飲んでみます。

ポール・ジョンを手がけるのは、インドで4番目の市場規模を持つジョン・ディスティラリーズで、ウイスキーの他にワイン、ブランデーも手がけているそうです。
創業は1992年と比較的新しいです。

ポール・ジョンは、創業者の名を冠したシングルモルトウイスキーで、2004年に発売を開始、日本では国分が2018年より輸入販売を開始しました。

今回飲むブリリアンスは最も安価なボトルとなります。

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は平均的な琥珀色、香りはナシ、青リンゴ、ラムレーズンがしっかり漂います。

口に含むと、グラスから香った青リンゴやラムレーズンが口に広がり、あとからカラメル、バニラが追いかけます。
味わいはアルコール由来の辛さが目立ちますが、あとからほのかな甘みとさっぱりした酸味があります。

ロックにすると、引き続き青リンゴ、ブドウが目立つ中で、柑橘系の爽やかさもプラスされます。
味わいにおいては、まだまだアルコールが強く、加水されると酸味と苦味が目立ってきます。

ハイボールでは、青リンゴの香りがしっかり漂い、とてもフルーティです。
味わいは甘さが主体になっていて、初心者でも飲みやすい印象です。

ノンエイジで原酒の若さが目立ちますが、ブラインドテストでいくつかのスペイサイドモルトと比較させると、ポール・ジョンを当てるのは難しいほど、傾向がとても似ています。

700mL アルコール度数46度、価格は6500円ほど。
ノンエイジのシングルモルトとしては割高感は否めませんが、スペイサイドモルトに負けないフレッシュで力強い香りと味わいは十分納得できるかと思います。

<個人的評価>

  • 香り A: 青リンゴ、ラムレーズン、ライムと爽やかな香りが先行。ストレートではバニラも得られる。
  • 味わい C: ロックでもアルコールの辛さが強く若さを感じる。苦味もあるが加水で甘さ、酸味が前に来る。
  • 総評 C: 未熟な印象が強いが、スペイサイドに負けないフレッシュで豊かな香りが印象的。