「Roborace」が英グッドウッド・フェスティバルに見参。25年の歴史で初、完全自動運転車がヒルクライム走破
そういえば、ホンダの最速芝刈り機も走ってました
AI自動運転マシンによるレース「Roborace」のレースカーが、英国の伝統的自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に登場し、ヒルクライムコースを激走しました。25年の歴史を持つグッドウッド・フェスティバルで初めての、無人の完全自動運転車の走行です。
リッチモンド公爵家所有の敷地内私道で開催されるヒルクライムイベントには毎年、F1からスーパーカー、市販車、バイクまであらゆるジャンルの自動車が登場します。その中でも、Roboraceマシンは人が運転せず運転席もない点において異彩を放つマシンと言えるでしょう。
出番がやってきたRoboraceマシンは、エンジンの爆音もオイルの匂いもなく静かにスタートラインのブリックをまたぎ、コースへと乗り出しました。そして、決して早くはないものの遅くもない、なかなかの速度でこの狭い道をコースアウトもせずに駆け抜けてみせました。
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このイベントでは、独シーメンスとクランフィールド大学が古いフォード・マスタングを自動運転車に仕立て上げたマシンを走らせたものの、こちらは事前のコースの3DマッピングやGPSによるコース入力をしていたにもかかわらず、コース上を酔っぱらい運転のように蛇行してしまう状態。明らかに調整不足であり、時折運転席のオペレーターがステアリングを操作する様子が車載カメラにバッチリ映ってしまっていました。
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よく見れば、Roboraceマシンの走行映像でも微妙に左右に蛇行しているのがわかります。ただ、Roboraceマシンの場合はより小刻みに処理をしているため、ほぼまっすぐ走っているように見えていました。
これだけ狭いコースでこの速度で走れるのであれば、予定されているフォーミュラEのサポートレースとしての開催もそろそろ実現してほしいところです。もちろん、単独走行とレースの集団走行では、収集し処理すべき情報量が桁違いに多くなることが考えられます。逆に言えば、それをいつもやってのけているレーシングドライバーの能力は超人的......というか超AI的な高さだと言えるのかもしれません。
ちなみに展示だけではあったものの、グッドウッドにはスウェーデンのEinrideが開発する木材運搬用自動運転トラック「T-log」や米パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムを制したフォルクスワーゲンの「I.D. R Pikespeak」も登場しており、それぞれが注目を集めていました。
特にI.D. R Pikespeakはさっそうとコースに駆け出したものの、緩い右コーナーでイン側にタイヤを落とした瞬間にグリップを失い、アウト側のランオフへとすっ飛んでしまいました。しかしそこは歴戦のラリーストでもあるロマン・デュマの力量、どこにもぶつけることなく見事に体勢を立て直し、そのままゴールまでマシンを導きました。また、別の回の走行では本気のタイムアタックを敢行し、グッドウッド歴代3位となる43.86秒を記録しました。
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(Autoblog)
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