<裁判の模様>6月7日の第五回口頭弁論では、市側はあらためてコンクリートの耐震診断の再診断は不要と主張。
けれどもそもそもこの裁判は、そのコンクリートの耐震強度が問題になっているわけで、裁判長もあまりの市側のただの裁判引き伸ばしに、呆れ果てた様子。
次回8月9日の口頭弁論では、あらためて原告である新渡戸記念館側に、裁判所によるコンクリートコアの再鑑定を求める書面を提出するように求めました。
<裁判の外での動き>
1 新渡戸記念館の運営新渡戸記念館は、すでに市によって閉鎖されてしまっています。
しかし保存物は、空調が止まればカビでボロボロになってしまいます。
そこで記念館では、廃館撤回の署名と記念品保持のための光熱費等についてのカンパを皆様から募っています。
よろしければみなさまのご協力をお願いします。
◇新渡戸記念館ホームページhttp://www.nitobe.jp/なお、裁判費用は新渡戸家の個人による支出、現在の新渡戸記念館の保存物のメンテナンス等は、地元のボランティアで賄っています。みんな正義のために、頑張り続けています。
2 最近の動き十和田市(というより副◯長一派)は、もともとのきっかけとなった新渡戸記念館のコンクリートの耐震診断の裁判に決着がついていないのに、別な形でまたカネにしようと画策をはじめました。
どういうことかというと、十和田歴史館を太素塚以外のところ(現在の記念館の建っている場所ではないところ)に建てて、そちらに新渡戸記念館を吸収するというものです。
理由は単純で、九分九厘「別の土地に建てれば土建屋を儲けさせることができる」という考えです。
市の歳費を使って、私的に儲けようという魂胆も見え見えなら、馬鹿にしているのは、その新たな歴史記念館での展示資料を新渡戸記念館の新渡戸家に寄付させたうえで、新渡戸家を排除しようという、まるで泥棒のような行為を、十和田市ともあろう役所が公然と行おうとしていることです。
新渡戸記念館に伝わる品々は、新渡戸家個人の家に代々伝わる家宝です。
当然、その所有権は新渡戸家にあります。
ところがこれを市が勝手に処分しようというのです。
何が目的なのでしょうか。あまりにも見え見えなのではないでしょうか。
さらにおかしいのは、その新たに築くという十和田歴史館では、十和田の歴史まで改ざんしていることです。
もともと十和田市のあるところは、三本木原台地と呼ばれる熔岩性の台地で、水がないために、ただの広大な荒れ地だったのです。
その荒れ地に、上流から川を引き、さらに市の都市計画(この都市計画は後年、札幌市の都市計画に応用されました)を行って、そこを人の住める町にし、また周囲を農地に開拓することで、いまの十和田市が生まれています。
ところが新・歴史館では、そうした三本木原台地開拓の歴史を消して、周辺地域で行われていた馬の歴史に、歴史を塗り替るというのです。
そしてふるっているのは、市が新たに、「開拓の歴史を新・歴史館で示すことができないのは」
「新渡戸記念館が資料を見せてくれないからだ」
「新渡戸家が資料を牛耳っているからだ」
というデタラメを「十和田歴史◯化研究会」という団体を経由して拡散しはじめたことです。
しかもこの「十和田歴史◯化研究会」というところの理事が、食肉屋に共産党。
副◯長からこの研究会まで、在◯と、反◯のネットワークで策動していることがバレバレです。
で、この連中の得意技が、内部に入り込んでの撹乱工作と、軒を借りて母屋を乗っ取る方式。
「十和田歴史◯化研究会」というところの理事のひとりは、新渡戸記念館問題が起こった当初、新渡戸記念館側に近づいてきて、存続のための署名活動にも参加してきた人でした。
ところが、蓋を開けてみたら、自分では一筆も署名を集めていないし、自分自身も署名しない、それでいて「情報提供がない」などといって記念館のスタッフを怒鳴りつけたりと大きな顔をしていた人物です。
どうもこの連中、日本人は怒鳴りつければ言うことをきくと思っている節がある。
そしてこの連中が必ずするのが、熱心な運動員のふりをして内部に入り込み、ある程度周囲に信頼されるようになると、手のひらを返したように周りに毒ガスを撒き散らして内部撹乱工作を行うというものです。
そしてももうひとつの「軒を借りて母屋を乗っ取る」は、団体そのものを乗っ取ろうとする。
それができなければ、構成員を引き抜いて別な団体をつくり、トップや同輩について人格攻撃を行なう。
これをあきもせずに毎日、何年も執拗にし続けます。
この毎日執拗に行う人格攻撃は、普通の日本人なら人の悪口は基本的に言いたくないし、思っていても余り口にしないものなのですが、彼らは声を大にして、連日森友だ、加計だと執拗にし続けます。
それはお国柄なのか、とにかく嘘も百回言えば本当になると信じているかのようです。
かつては、別な場所で別な団体で行っていたし、普通の日本人は、火のあるところに煙は立たないのだから、揉めているようなところには、できるだけ近づきたくないと思って、こうした紛議のあるところからは、多くの人が黙って去ったものです。
ところが最近ではネットの普及で、あそこもここも、あまりにもまったく同じ手口が使われているということが、もはやバレバレとなりました。
もっとも、バレても、まだ執拗に嘘をつき続けるのが、これまた彼らの習慣であるようです。
以前にも書きましたが、記念館というものは、全国に何百とありますが、いずれもそこにある遺品等は、歴史的にきわめて貴重なものです。
その貴重なものを、難癖をつけて記念館を閉鎖に追い込み、そこにある展示物を横領して、ヨーロッパあたりのオークションで売却する。
なにせ縄文式土器ひとつが西洋では1億円以上の値が付くのです。
元手がタダなら、それこそ濡れ手にアワの大儲けになります。
一方、記念館というものは、そこにある歴史的遺物は、経済的にははかりしれない価値を持つものの、それらの時価評価というものは普通、行いません。
売り物ではないのですから、時価評価などする必要もないし、仮にそれによって簿価が定まるのなら、記念館自体の経営が成り立たなくなるからです。
実はここが狙い目で、全国にある記念館が、いま次々と廃館に追い込まれています。
青森県十和田市の新渡戸記念館も、同様に狙われたのでしょう。
しかし、このような悪行を、黙って見過ごすわけにはいきません。
絶対に悪は断じて許さない。
新渡戸記念館問題は、日本を取り戻すための、ひとつの試金石であるものと思っています。
みなさまの記念館への温かい励ましを期待します。
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新渡戸記念館廃館問題続報(12)お読みいただき、ありがとうございました。

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