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静岡タカアシガニを駿河湾に放流
沼津市戸田(へだ)地区で主に漁獲される世界最大級のカニ「タカアシガニ」の繁殖や生態解明を目的とした駿河湾への放流が二十五日、戸田沖であった。 タカアシガニは水深二〇〇~八〇〇メートルほどの深海に生息し、体長は最大で四メートル近くに達するが、深海での活動や何を食べるかなど生態には不明な点が多い。放流には、地元の戸田小学校と沼津市大平中学校の児童生徒約八十人が参加した。 会場の戸田港には、地元漁師が捕った体長〇・七~一・二メートルほどのタカアシガニ百二十匹がずらり。子どもたちはカニの大きさや性別をチェックし、再び漁獲された際に移動経路が分かるようカニの足にタグを付けた後、船に乗って駿河湾へ。沖合約二キロの地点でカニを海にかえした。 戸田小六年の秋山綾音さん(11)は「タカアシガニは今まであまり食べなかったけど、自分が放流したカニをいつか食べてみたい」と笑顔で話した。沼津市商工会の中島寿之理事(64)は「タカアシガニの漁獲量は減少傾向にあるので、毎年の放流を生態を知るきっかけにして、個体数の増加につなげたい」と意義を語った。 (杉原雄介) 今、あなたにオススメ Recommended by |
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