tommy先生の「世相を斬る」

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現役の高校教師が左遷覚悟の政治経済批評
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2015年 02月 26日

『現代社会』終了 なう

全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommy先生です。

 某SE高校での授業があと2日で終わる。静岡県の県立高校は、他県と較べてもユルユルのカリキュラムで、3月はほとんど授業がない。三月の上旬は高校入試で多くの日が登校禁止となる。これが、3月中旬の合格発表の日まで続くのだ。その後、4.5日登校するともう春休みである。一昨日、春休みの宿題&勉強の仕方に関しての学年集会を開いたが、事情はここの通り、3月は授業がないからだ。

 ワタシは、3年の「政治経済」と1年の「現代社会」を担当しているので、3年の政治経済はすでに、1月のセンター試験前で授業をすべて終了した。3年生の「センター試験の公民」ははっきり言って“出来た”。50歳を少し過ぎて、なんとなく“センター試験で高得点を稼ぐ方法”を掴んだようだ。
 1年生は、だらだらと授業をやっているので、「現代社会」の教科書を半分くらいしか終わらない。というよりは、しっかり基礎から教えようとすると、絶対に終わらない。だらだらと教えているようだが、実は“深い”と自尊している。某SE高校の前任の公民(現代社会を含む)の先生は、同じ授業数で、“現代社会の諸問題”“日本政治”“日本経済”“国際政治”“国際経済”のすべての分野を終わらせたそうだ。そうれはもう神懸かり的な速さで進んだことだろう。ワタシには到底出来ない。「国際政治は運をつけるのだ」ということを教えるだけで30分もかかる(読者諸君、意味わかるかな?)

 先ほど、“現代社会の諸問題”と書いたが、ここでは、「情報技術の進歩」とか「青年期の生き方」とか「地球環境問題」とかを扱う。地球環境問題の一分野である、地球の温暖化に関しても、なぜ?どうして?どういう経緯で?本当は?なんて考え出したら、3時間・4時間あっても終わらない。ちなみに、つい最近、例の田中宇氏のサイトに、「ワタシ的に決定的だと思う重要論文」が掲載された。http://tanakanews.com/150216warming.htm 
 一番重要な箇所はここだ。
<貼り付け始め>
地球温暖化問題は、科学でなく、国際政治の問題だ。科学の問題なら、気温データに粉飾的な調整を加えて横ばい(寒冷化)の傾向を温暖化に歪曲するのは犯罪だが、国際政治の問題なので、かなり暴露しても犯罪とみなされない。歪曲は、国際的な学界とマスコミのプロパガンダ機能を使って行われている。国際政治のプロパガンダ機能は、いったん走り出すと方向転換が難しい。米国は、同様のプロパガンダ機能を使って「大量破壊兵器」の濡れ衣をイラクやイランなどの敵国に対して相次いでかけ、後から濡れ衣が暴露されているが、濡れ衣をかけたことが犯罪とみなされず、いまだにイランには濡れ衣がかけられたままだ。 (失効に向かう地球温暖化対策)

 温暖化人為説は、米英が同盟国だった90年代に、もうあまり工業生産の二酸化炭素を出さず、省エネ技術も進んでいる先進諸国が、これから二酸化炭素を出す工業発展を行って経済成長する中国など新興諸国から、成長の儲けの一部をピンハネしたり、先進国の省エネ技術を新興国に買わせるための枠組みとして、おそらく英国の発案で始まった。世界の気温を分析して温暖化人為説を唱える5つの公機関のすべてが米英の機関であることから、それがうかがえる。米国側の発案なら、英国の機関を推進役に含めないはずだ。米英がG7などを通じて温暖化対策の必要性を先進諸国内で定着させ、先進国が京都議定書で模範を示した後、新興諸国を枠にはめる予定だった。 (地球温暖化の国際政治学)
<貼り付け終わり>
 こういう本質的な(皮相的な知識ではない)理解、つまり「地球温暖化問題は、科学ではなく国際政治の問題だ」という観点を高校1年生に理解させるのは、かなり難しい。しかし、やらねばならぬ。
だから、1年間の1年生対象の授業では、全然授業が進まないのである。

 先日、某1年生担任が、ある優秀な生徒と面談をやり、「1年間の勉強の中での心残りは?」と聞いたところ、「T先生の授業中の質問で、気の利いた答えを出すことが一度も出来なかった」という答えが返ってきたと教えてくれた。某優秀な生徒さん、あなたが悪いのではありません。ワタシの質問が、「世間とピントをずらした」だけです。 

 授業が終了するのに伴い、学期末試験も始まる。ワタシが作成する『現代社会』の学年末テストも、昨日、脱稿した。またまた苦節10時間くらいかかった。
もう、授業中には毎回生徒に言っているから、ネタバラシをしてもいいだろう。ワタシのテストは、単純に教科書や整理ノートを整理しても全部は、出来ない(もちろん、出来るのが半分以上ある)。作問の意図は、“試験中に考える”である。
 現代社会は、だいたい7番目に重要な教科(家庭科よりは上だと思う)であるので、生徒は真剣に日夜取り組んでくれない。しかし、定期テスト中の60分間は、本当に真剣に取り組んでくれる。真面目に頭脳を働かしてくれるのである。だから、覚えている単純暗記的な答えに要する時間を30分、テスト中になんとか考えて答えをひねり出す時間を30分と大ざっぱにとらえて出題する。今回も、かなり頭をひねらないと出来ない問題を、途中途中に散りばめてある。生徒諸君、ワタシの思考と君たちの思考との対決だ!!!!!!

 とはいうものの、「安倍首相の経済対策に関するあなたの意見を述べよ」などという問題は出しません。安心して下さい。今回は、主に経済分野のテストですので、「数学的思考」を主に問うことにしました。ではお楽しみに。

追伸:この頃毎日チェックしているが首相動静である。この動静を見るだけでかなり「政治経済上の諸問題」が理解できる。個人的には相当に面白い。
<貼り付け始め>
2/25の安倍首相の一日
午前7時48分、公邸発。同49分、官邸着。
 午前7時50分から同8時13分まで、加藤勝信官房副長官。
 午前8時52分、官邸発。同53分、国会着。同55分、衆院第1委員室へ。同9時、衆院予算委員会開会。
 午後0時2分、衆院予算委休憩。同3分、同室を出て、同5分、国会発。同6分、官邸着。
 午後0時54分、官邸発。同55分、国会着。同57分、衆院第1委員室へ。同1時、衆院予算委再開。
 午後2時、衆院予算委を途中退席し、同3分、国会発。同5分、官邸着。
 午後2時33分から同52分まで、米シンクタンク外交問題評議会のハース会長。
 午後3時から同33分まで、毎日新聞のインタビュー。
 午後4時9分から同43分まで、谷垣禎一自民党幹事長。
 午後5時30分から同6時24分まで、戦後70年談話に関する有識者会議。同27分、官邸発。同28分、公邸着。各府省庁の副大臣と会食。菅義偉官房長官ら同席。
 午後8時1分、公邸発。
 午後8時18分、東京・富ケ谷の私邸着。
 26日午前0時現在、私邸。来客なし。(2015/02/26-00:05)

<貼り付け終わり>
きのうの安倍首相の動きの中で一番重要ななのは、拡大文字のところである。
ちなみに、外交問題評議会とはこんなところである。
http://www.foreignaffairsj.co.jp/info/about/CFR.htm

安倍首相は、沖縄県知事が会いたいと言ってもなかなか会ってくれないが、アメリカのシンクタンクの人たちとはよく会う。




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by tommyjhon | 2015-02-26 06:04 | 現代社会の授業 | Comments(0)
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