1987年型 Rolls Royce CAMARGUE LIMITED SOLD OUT
1987 Rolls Royce CAMARGUE LTD Information
| 年式 | : | 1987 | |
| メーカー | : | Rolls Royce | |
| モデル | : | Camargue Limited、左ハンドル | |
| コーチビルダー | : | Mulliner Park Ward (design:Pininfarina) | |
| ボディータイプ | : | Coupe | |
| ボディーカラー | : | white (白) | |
| 内装 | : | エンジ革 | |
| 幌 | : | なし | |
| 付加情報 | : |
総生産台数520台余りを数えるカマルグは、天賦の才ともいえるイタリアのデザインとイギリスが培った クラフツマンシップの技によって生み出された、自動車の歴史上にも稀有な美しい成功例の一つということができる貴重な車です。 デビュー当初こそ、同じピニンファリーナ(Pininfarina)の作になる フィアット130クーペの焼き直しと見る向きがあったものの、 40年近い年月を経た現在ではその美しい姿を路上にとどめ実用に供することが可能な車はカマルグなのです。 いかに美しいボディをまとっていても、堅牢な車体と機関の信頼性なしには自動車としての機能と価値を長く保つことが 難しいことを、この年月が証明しています。 カマルグのメカニズムは基本的にはシルバーシャドーに端を発し、シルバースピリットへの改良の過程を そのままたどっているといえます。数々の新機軸を盛り込んだカマルグも、機構的にはこの時代のロールスロイスの スタンダードを踏襲しているのです。それゆえに今日でも気兼ねすることなく週末の足として使用することが可能なのです。 従来のロールスロイスとは一線を画す計器盤のデザインは、軽飛行機のコクピットに想を得たものと言われています。 そのほか高度に進化したエアコンディショナーのシステムもロールスロイスにとってのパイロットケースとなりました。 ロールスロイス社にとっては、カタログモデルとなる カマルグのデザインを社外のデザイナーに委嘱したことも 新しい試みといえます。荘重なデザインが多いロールスロイスにあって、モダンでクリーンなラインで表現された気品と、 広いグラスエリアによってもたらされた軽快さに、大柄な車体を持て余すことなく見事にまとめあげたピニンファリーナの力量が窺えます。 カマルグは、シルバースピリットやベントレーターボ、エイトへと展開してゆく新しい世代のイメージリーダーとして 見事に成功を収めた作品であり、今後評価がさらに高まることは間違いありません。 今回ご紹介するCamargue LTDは1985年に生産の終わったのち、特別注文により1987年に当時残っていた12台分の部品を使用し、 すべてを同じ仕様で作られた特別車両で、当時非常に高額で取り引きされ た。12台にはすべて番号が振ってありこの個体はNo.8です。 日本には米国経由で4台入荷しており、当時当社で取り扱ったうち2台の1台です。走行距離は24,000マイルと少ない。 (May 2013) |