コスパNo.1はどれ?ワイヤレスイヤホン売れ筋6モデル聴き比べ(2018.05.03)

ハイエンドだった完全ワイヤレスされる激戦区、1万円台のBluetoothイヤホンの音質の違いは?音質だけじゃ語れないワイヤレスイヤホンの新常識に迫る。
【 完全ワイヤレス&ワイヤレスの新潮流を調査!】
◎ワイヤレスイヤホンの音はどんどん進化している
ワイヤレスイヤホンといえば、音切れして音質が悪いというイメージがあると思います。そんな時期もありましたが、Bluetooth 4.2対応の製品は、そのあたりが改善されています。4.0で大幅に省電力化され、4.1で音切れの自動再接続に対応。4.2でデータを送る速度が高速化されました。『iPhone 4s』以降と接続(ペアリング)して電池残量がアイコン表示されれば、そのBluetoothは4.0以上です。
これ以外にコーデックと呼ばれる音データを圧縮/戻すための仕様があります。高音質なのが「aptX(アプトエックス)」、その上が「aptX HD」です。『iPhone』は「AAC」になります。コーデックは送受信する双方の機器で対応する必要があるので購入前に確認しましょう。
今回はワイヤレスと完全ワイヤレスモデルから3点ずつ選び、テストしましたが、まず音質に関しては中高音の表現を重視しました。それはスマホにハイレゾ対応機種が増え、またDAP(デジタルオーディオプレーヤー)での使用を前提にすると、中高域の解像度(クリアさ、明瞭さ)が重要だからです。
解像度を求めて音の粒立ち(ひとつひとつの音がしっかり聞こえるかどうか)を良くしたり、音の輪郭を際立たせる手法がありますが、これをやりすぎると高音が耳に刺さるような感じになったり、女性ボーカルのなめらかさが失われます。両立は難しいので自分の好きな音が、粒立ち重視なのか、なめらかさ重視なのかを見極めてイヤホンを選ぶとよいでしょう。
テストの結果、完全ワイヤレスの3モデルの場合、Boseは中高域はなめらかで、一方低域はこもらず心地よく聞き疲れのしない音、JBLは解像度が高く、ややドンシャリでノリのいい音、Zoloはスマホで聞くとクッキリした高音と量感ある低音が楽しめました。
ワイヤレスの3モデルはRHAが上質な女性ボーカルを聞くのが楽しい音、Beatsはクリアで解像度が高く聞きやすい音、ソニーはaptX HD接続もできて情報量が多く、ハイレゾの高音質を実感できる内容となりました。
デジカメ&オーディオライター/ゴン川野さん
アナログ時代からオーディオ記事を執筆。真空管からハイレゾまで楽しむ。『@DIME』にPC Audio Labを連載。
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