耶馬溪町で山崩れ6人安否不明
11日朝、大分県中津市で住宅の裏山が大規模に崩れて3棟が土砂に埋まりました。警察などによりますと、住民6人の安否がわからず警察や消防が捜索活動を行っています。
大規模な土砂崩れがあったのは、中津市耶馬溪町金吉で、11日午前4時すぎ、裏山が崩れて住宅が土砂に埋まったという通報が警察に入りました。現場は市の中心部から南におよそ20キロ離れた山あいの集落です。
現在、捜索が行われていますが警察によりますと、住宅3棟が土砂に埋まり、住民の20代から90代の男性1人、女性5人のあわせて6人の安否がわからなくなっているということです。
また、中津市消防本部によりますと、裏山は幅およそ100メートル、高さ50メートルから60メートルほどの範囲で崩れているということです。
市などによりますと、午前9時すぎに土砂や落石を取り除くため地元の建設業協会から派遣された大型機械3台が到着したほか、陸上自衛隊別府駐屯地の隊員45人が救助の要請を受けて現場に向かっているということです。
■4棟のうち3棟埋まる
中津市消防署によりますと、山が崩落した場所には住宅が4棟あり、このうち3棟が土砂に埋まり6人の安否が分かっていないということです。もう1棟に住む4人は避難が確認できたということです。
■現場周辺の山は急な斜面
土砂崩れが起きた現場は、中津市の中心部から南におよそ20キロ離れた、山あいの地区です。中津市役所の耶馬溪支所によりますと、現場は山あいを流れる金吉川に沿った低地に住宅が点在していて、周辺の山は急な斜面になっているところもあります。土砂崩れに巻き込まれた現場では、山のふもとに数軒の住宅が集まっています。
■雨の観測なし
大分地方気象台によりますと、土砂崩れがあった中津市耶馬溪町のアメダスの観測点では、10日夜から11日午前6時までの24時間で0.5ミリ以上の雨は観測していないということです。
また、先週から10日まででは6日に4.5ミリ、7日に1.5ミリの雨が観測されていますが、8日から10日までの3日間には0.5ミリ以上の雨は観測されていないということです。
■県 災害警戒本部を設置
大分県によりますと、午前5時40分に災害警戒本部を設置し、およそ40人体制で中津市や警察など関係機関を通じ、情報の収集に当たっているということです。