
沢山の習い事がある中で、バレエを子どもに習わせるメリットは沢山あります。その理由はバレエが総合舞台芸術であると同時に全身を使ったスポーツでもあるからです。つまり芸術性とスポーツ性の2つを兼ね合わせたものなので、子どもにどちらの方面をのばしてあげようかと考えた時、その両方を一気にのばす事が出来る習い事です。
バレエを習わせる具体的なメリットは?
では具体的にどのようなメリットがあるのかというと、まず体が柔らかくなるという点です。小さい時から習うとより効果は大きく、足を180度開脚する事も出来るようになります。体の柔軟性を増すことで怪我もしにくくなります。
また体幹が鍛えられる事でバランスの良い体になり姿勢も良くなります。バレエには片足立ちやターンなど体がぶれると出来ないような動きが沢山あります。これらを練習する事で普段からの立ち姿勢も美しくなるというメリットもあります。体幹を鍛える事はあらゆるスポーツで重要な事なので、たとえ将来他のスポーツをやる事になっても役に立ちます。
それだけでなく体力もつきます。一見優雅に踊っているように見えますが美しく踊る為には非常に体力を使うのでスタミナも自然と付くようになります。
体自体も上半身が美しく引き締まります。指導では肩を落として頭を上に上げるように指導されるので、練習を続けていると首が長くなり、首周りも引き締まりスタイルもよく見えるようになります。
リズム感覚も良くなり、踊りなどを覚えるのが得意になるという点もあります。バレエには沢山の動きがある為、それを日常的に繰り返していると自然と踊りのフリもすぐに覚えられるようになります。日常生活のちょっとした動きであれば一度見ればすぐに覚えてしまいますし、将来芸能関係に興味のある人にはかなり良いでしょう。
自分をきれいに魅せる方法が上手になるという点もメリットの一つです。レッスンでは非常に細かく一つ一つの所作を指導されるので、立ち姿勢や首の向き、目線のもっていき方、手足の形や角度などきれいに見せる事が自然と出来るようになります。その結果普段から意識せずに美しい姿勢を保ち仕草や所作もきれいになり、自分を魅力的にアピールする事が出来るようになります。
そうなれば自然と学校の行事でも注目を浴びるようになります。学校でも体育の授業ではダンスが必修となった為、小さい時からレッスンを続けていれば周りの人よりかなり有利になります。
小さい時からレッスンを続けていると、当然大勢の前での発表会や大会もあるので、自然と舞台慣れして沢山の人の前でも緊張しなくなるという効果もあります。
合わせて礼儀作法も身につきます。先生から指導を受ける際は非常に礼儀作法をしっかりとする世界なので、挨拶や先輩や後輩といった上下関係などをきちんと学ぶ事が出来ます。
精神面でも集中力や忍耐力を身につける事が出来ます。レッスンでは地味な反復作業を何回も繰り返すので、それを行う事で地道にこつこつと努力する事や耐える力、そして一つの事に集中する力を得る事が出来るというのも大きなメリットです。
バレエを習うデメリット
一方デメリットもあります。まずは費用がある程度かかってしまうという点です。どの習い事をしても費用はかかるのですが、特に入会金と月謝だけでなく発表会の時の費用や衣装代、さらには先生にお礼を渡すというような習慣がある所もあるので、他の習い事に比べて多少費用がかさんでしまいます。
また親が時間的に拘束されてしまうという点です。子どもの送り迎えをしたり、それぞれの教室によって異なりますが、例えば発表会がある場合は下準備を行ったり受付や会計処理、さらには当日の食事の手配などをやらなければなりません。経済的負担に加えてこうした時間的な負担もかかってしまうというのはデメリットの一つです。
他にも子どもが上達するまでかなりの時間がかかるという点もあります。例えば水泳やサッカーなどはある程度の期間練習すれば目に見えて上達する事が出来ます。しかしバレエはこうした他の習い事に比べて技術を習得するにはより多くの時間がかかってしまいます。最初に覚える事も多く、基本をみっちりとやるので上達する前に子どもが嫌気がさしてしまうという恐れもあるので、そうならないようにサポートする必要があります。
さらに注意点を挙げるとすれば、体の面で言うと、スタイル自体はよくならないという点です。中にはスタイルが良くなると言うイメージを持っている人もいますが、実際はスタイルや骨格自体をよくする事は出来ません。しかし自分を美しく見せる仕草や所作は身につき、上半身も引き締まるので美しく見えるようにはなります。
また、足が太くなってしまう恐れもあります。美しい姿勢を保つ為には筋肉も必要です。しかし練習中に姿勢が悪かったり、間違えたトレーニングをしているとふくらはぎの部分が太くなってしまったり、太ももが太くなってしまったり、あるいはその両方が太くなってしまう人もいるので注意が必要です。
このように小さい時から子どもにバレエを習わせるのにはメリットとデメリットの両方があるので、それを踏まえて才能を上手に伸ばしてあげる事が大切です。
バレエを習った私の経験談
私は、幼いころバレエを習っていました。
しかし、どちらかというと厳しくない方で、レッスンも週に1回しかありませんでした。
本格的なところでは、普段から週2~4回程度の練習があり、さらに夏休みなどは毎日お弁当を持って行って朝から晩まで練習する、という教室もあります。
他の習い事もしていた私にとっては、週1がちょうどよかったのかなとも思うのですが、一方で、もう少ししっかり練習して、難しい技術も習得できれば良かったな、という後悔も少しあります。
教室を選ぶときは、お子さんがどの程度真剣にバレエをやりたいのかということを考慮してあげるようにしましょう。
もちろん、最初は緩めの教室で様子を見て、のめりこんできたら厳しい教室で本格的に習う、というのも選択肢の一つでしょう。
バレエを習っていて良かったこと
私がバレエを習っていて楽しかったことは、大きく分けて2つあります。
一つは、発表会などで、仲間と一緒に一つの大きな作品を作り上げることです。
振り付けを覚えたり、みんなでぴったりと息の合った演技ができるよう練習を重ねるのはとても楽しく、また発表会を終えた後の達成感は、とても大きなものでした。
また、自分自身、個人として、技術的な成長を楽しむこともできました。
身体が柔らかくなったり、きれいな動きが出来るようになったと先生に褒められたりするのは嬉しいものです。
このように、私はバレエを習っていて、集団としても、個人としても楽しむことができました。
しかし、これはあくまで私の経験に過ぎません。
もっと厳しいスクールでは、楽しいことばかりではないでしょう。
泣きたくなるほどつらいこともあるかもしれません。
しかし、そのような経験も、大人へと成長していくにあたって、大切な良い経験になるのではないでしょうか。
このように、どの程度本気でバレエに向き合うかによって、得るものは全く違ってくると思います。
しかしどのような向き合い方をしたとしても、大抵の場合、芸術でもありスポーツの要素もあるバレエを習うことは、お子さんにとってプラスの経験になるのではないでしょうか。
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