走りはまるでスポーツカー!スタイリッシュな電動ミニベロ『PS1 ADV』(2018.01.27)

【神保町“電動”自転車部】街乗りじゃもったいない!〝走れる〟スタイリッシュ電動ミニベロ『PS1 ADV』
「BESV(ベスビー)」は、電動アシスト自転車(以下、e-bike)とは思えないスタイリッシュなデザインが持ち味の自転車ブランド。一般的なe-bikeはヤマハやボッシュなど、レディメイドのモーターやバッテリーが使われることが多く、それらの形状に合わせてデザインされることがままある。ママチャリっぽいものが多いのは、それが原因でもあるのだ。
しかしBESVは、パソコン用キーボードやバッテリーを自社で製作するダーフォンエレクトリック社が親会社。そのため、まずは自転車のデザインを優先し、それに合わせてバッテリーや電子制御のパーツを作る。さらに自転車王国・台湾のブランドということもあり、フレーム素材やそれに付随するパーツ、そして自転車そのものの設計をするエンジニアのレベルが高い、という強力なバックボーンもある。だからこそ、自由なコンセプトとデザインの自転車を作ることができるのだ。
今春発売予定の『PS1 ADV(アドバンス)』は、それらの技術が投入されたBESVらしいe-bikeと言えるだろう。ポタリングなど街乗りに最適なミニベロ……と言いたいところだが、実際に乗ってみた印象から言えば、本気で走れる自転車に仕上がっている、と感じられる1台だった。それもそのはず。スペックがすごい! フレームはカーボン製。それがミニベロに必要なのか、とも思ったが、やはりカーボンフレームの軽さは正義。
基本的にミニベロはそのホイール径の小ささによりどのモデルでも漕ぎ出しが軽いのだが、『PS1 ADV』は軽さ+アシスト力により、一般的なものよりその加速が鋭い。スッと加速し始めてすぐに20km/hに到達。その後もグングン加速していく。日本の規定により、24km/h以上はアシスト力がゼロになるが、感覚的には、そんなのお構いなしと言わんばかりにさらに加速するイメージだ。最大で100km走れるバッテリーを搭載しているので、街乗りだけではもったいなく感じるほど。ちょっとしたツーリングはもちろん、ロングライドも全く問題なくこなせる。
長距離走行もこなせるそのバッテリーは、シートポストの下にデザイン的な違和感なくすっぽり収まる。外し方もごく簡単。片手で取り外して、専用チャージャーで充電するのみ。4.5時間で完全充電可能と、使いやすさも問題なし。
さて軽さの話に戻るが、軽さのおかげで上り坂はもちろんスムーズ。加えてリアには10速のギヤが搭載されており、試しに17%の坂道を登ってみたが、軽めのギヤ+最大アシスト(1~3までの3段階あり)のおかげもあり余裕で上り切れた。
また上りがあれば下りが必ずあるもの。下りではスピードコントロールが重要になるが、テクトロ製のエレクトリック・ディスクブレーキがその役割を担ってくれた。小さい力でも制動力を発揮するので、斜度17%の急坂を下っても不安が全くなかった。
-
- 70kmも走れるコンパクトな電チャリ『TSINOVA TS01』の乗り心地をチェック
- 「電動アシスト自転車=ママチャリ」というのはすでに昔の話。今では海外ブランドのものを中心に、独自のデザインが施された電動アシスト自転車(以下e-bike)が数多くリリースされている。その〝独自デザ...(01.25)続きを読む
-
- ヤマハ『YPJ-R』VS BESV『LX1』ガジェット感がたまらないクールな電動自転…
- 電動アシスト自転車=ママチャリ……そんなイメージは昔の話。バッテリーの小型化などテクノロジーの進化、デザイン性の向上などを受けて、様々なバイクが登場している。男の電動アシスト自転車の夜明けをレポート!...(06.29)続きを読む
-
- BESVがカーボンフレームのe-MTB、ロードバイクタイプ、クロスバイクタイプ…
- BESV JAPANは同社が取り扱うプレミアムe-bikeブランド、「BESV」の最新モデル3車種の発売を決定。2017年11月3日〜5日に幕張メッセにて開催される「サイクルモードインターナショナル2...(10.28)続きを読む
-
- 経年変化も楽しめる!TOKYOBIKEが完全オーダーメイドの漆塗り自転車を発売
- 自転車のフレームカラーは、機能のひとつ。自転車乗りの間では、自転車の購入に迷ったら「最終的には色で決めろ」と言われるくらい。全体のイメージを決めると同時に、長くその自転車に乗っていけるか、その自転...(10.30)続きを読む