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北 大 糾 弾 ニ ュ ース ・ 5 2 号  2015年5月26日 

北大、東大、阪 大、京大はアイヌ民族差別研究を
        謝罪し、遺骨を民族に返還せよ
               野村洋子(ピリカ関東グループ)
 
 「北大人骨事件」に始まる各大学・研究者によるアイヌ民族の遺骨略奪・アイヌ民族同化・抹殺政策の 推進を弾劾し、遺骨のコタン(郷土)への返還を要求する運動が開始されている。
 北大が略奪・保有する膨大なアイヌ民族の遺骨の多くは、日本天皇制国家の15 年戦争の最中、日本学術振興会と日本民族衛生学会が合同で行った「アイヌの医学的民族生物学的調査研究」のために墓地を破壊して盗掘したものである。アイ ヌ民族を「劣等民族」として撲滅の対象とするファシズム思想(「不良素質者の制限と優良素質者の増加政策」)に基づくものである。
 戦時下、富国強兵、「優良なる子孫」をつくりだすことは国策であった。
 日本天皇制国家は、アイヌ民族から土地を奪い、言葉や文化、生活を奪い大量の餓死者を生み出すなど 民族浄化・大虐殺(ジェノサイド)を行った のである。同時にそれは日本労働者人民にも「単 一民族国家観」を押しつけ、民族差別、「障害者」差別の優生思想を根付かせるものであった。
 各大学・研究者は、「劣等民族」撲滅の国策を推進してきたのだ。だから、アイヌ民族遺骨強奪と差別 研究の真相を明らかにし、謝罪と遺骨返還に応じることぬきに、学問の国家からの自立はありえない。
 私たち日本労働者も、天皇制国家によるアイヌモシリ侵略、アイヌ民族同化・抹殺の責任追及とそこに 貫かれた優生思想や民族差別排外主義から の解放をかけたアイヌ民族連帯闘争ぬきに労働者の解放はありえない。
 安倍政権は、今国会に自衛隊が米軍と共に世界中どこででも戦争できる侵略軍隊とする戦争法案を成立 させようとしている。そして来年にも明文改憲を果たそうとしている。
 その中でアイヌ民族や琉球・沖縄人民への差別・同化攻撃が強力にかけられている。2018 年「開道150 年」祝賀の攻撃や白老「慰霊・研究施設」建設・ アイヌ民族遺骨収容によるアイヌ民族「人骨事件」の幕引き・アイヌ民族同化完了攻撃である。
 同時に「国家のために役に立たない人間」は、「お国のために」死ぬことを強制される「尊厳死」法 の早期成立が目論まれるなど優生思想が強化されている。
 私たちは今こそ、戦争法案阻止と同時に民族排外主義、優生思想と対決する「開道 150 年」弾劾、「慰霊・研究施設」建設阻止、民族自決権支持の闘いをつくりだそう。


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7・24「北大文学部人骨事件21年弾劾!報告・討論集会 7・25「大乗寺イチャルパ」に結集を!

■北大文学部長、総長らの責任の隠ぺい、話し合い拒否を許さない!
■文学部は民族差別の石田肇『遺骨鑑定報告』を謝罪し、撤回せよ!
■東大、京大、阪大の闘いと連携をつよめ、白老「慰霊・研究施設」の
                                                                  建設を阻止しよう!
   すべの遺骨・副葬品を郷里(コタン)に返還させよう!

韓国・東学農民革命軍のリーダー、ウィルタ民族3体は故地に埋葬された
 21年前の1995年7月26日、北大文学部・古河講堂の研究室(旧標本庫)に「ワレモノ注意」と書か れていたダンボール箱に6体の頭骨が新聞紙に包まれた状態で隠されいたのをアイヌ民族が発見しました。ただちに「北大人骨問題の真相を究明す る会」(以下、「北大究明する会」)が結成され、「真相究明のために話し合いを続ける」などとする確認書を北大文学部と交わしました。
  また、韓国の「東学農民革命記念事業会」とサハリンの「ポロナイスク地区北方先住少数民族代表者会議」は、北大文学部に対して謝罪と遺骨返還要求を文書で 提出。話し合いの結果、東学農民革命軍のリーダーの遺骨は96年5月に韓国に返還され、今年の春には東学農民革命の戦いの地である全州市に埋 葬されることになりました。ウィルタ民族3体は03年8月にサハリンに返還され、故地に埋葬されています。
 かかるなか文学部は、「寄贈頭骨 出土地不明」、「日本男子20才」の残る2体の遺骨を「焼骨」し、物的証拠を隠滅しようとしましたが、1000名以上の署名活動などの取り組みで阻止しま した。07年7月26日、大乗寺(札幌市豊平区平岸)に仮安置され、私たちは毎年この日にイチャルパ(供養)しています。


絶対に許せない石田肇『遺骨鑑定報告』
 北大文学部は、解剖学者・形質人類学者の石田肇(当時・札幌医大、現・琉球大学解剖学教室)に6体の鑑 定を要請しました。だがその内容たるや「ウィルタ民族の1体についてコーカソイド(白人)」とし、拷問で陥没した東学農民革命軍のリーダーの 頭骨について「生前の切創、打撃痕はなく、死後損壊も自然か動物によるもの」、「死因不明」などと日本軍の残虐な処刑を否定しました。諸民族 を侮辱した差別鑑定でした。しかるに北大文学部は「石田肇氏に鑑定を要請したのだから、文学部としては何もいうことはできない」と開き直って います。石田肇の「鑑定報告」を見ても形質人類学のデタラメさ、民族の特定などは不可能ということがわかります。

アイヌ民族の可能性がある「寄贈頭骨」と「日本男子20才」の調査と究明を行え!
  「寄贈頭骨 出土地不明」の頭骨はアイヌ民族の可能性が高いのです。情報公開請求によって北大植物園内にある「北大北方生物圏フィールド科学センター博物館」には礼 文、遠軽から略奪してきた38体のアイヌ民族の遺骨が収納されていることが判明しました。この標本台帳から吉崎昌一の前任の教授・名取武光の 調査対象地域ということが分かったのです。
 また「日本男子20才」の頭骨は、網走刑務所などで獄死した受刑者を解剖し、研究材料にしてきた頭骨の可能性が高いのです。差別・人権侵害 そのものです。これらのことを文学部に再三伝えても、許しがたいことに何らの調査もしようとはしません。


文学部、北大総長の調査放棄、話し合い拒否を許すことはできない!
 北大文学部は「真相究明の調査、話し合いを行う」との約束を破り、ここ9年間にわたって話し合いを拒否 し、真相究明の活動も中止し、大乗寺での供養祭もおざなりにし、幕引きを図っています。「北大究明する会」は、これまで3回にわたって『文学 部報告書』の書き換えをさせてきましたが、「6体の遺骨の来歴などを示す資料がない」と調査を完全に放棄し、大学としての責任をはたそうとは していません。
 北大総長(理事会)は、医学部だけに限定したデタラメな『北大医学部アイヌ人骨収蔵経緯に関する調査報告書』(2013年3月)を出してい ます。私たちピリカ全国実、「北大究明する会」、さらに旭川アイヌ協議会はこの『北大医学部報告書』対する批判、遺骨の故郷への返還などを申 し入れましたが、大学は「アイヌ協会本部以外とは話し合いはしない」などと話し合いも拒否してきました。このかたくたな態度は、謝罪をせず、 白老に建設する予定の「慰霊・研究施設」に一括収容し、差別研究を継続するためです。
 こうした大学の態度は、北大のみならず東大、京大、阪大も同様です。全国的な闘いの連携を追求していきます。集会、大乗寺でのイチャルパへ の参加を強くよびかけます。



●要綱 ●                                                              
7月24日(金) 午後4時~北大正門前抗議活動
  午後6時15分~「北大文学部人骨事件21年弾劾!報告・討論集会」
                             エル・プラザ会議室(札幌駅北口)
◎集会内容
 基調報告
         「北大文学部人骨事件20年の闘いを振り返る」
 報告
    � 京大にたいするアイヌ民族、琉球民族の遺骨返還要求
    �東大の「アイヌ研究」とは何か
    �阪大の戦後の遺骨発掘研究を批判する
 アイヌ民族からの発言、全体討論

                                        /参加費・500円

7月25日(土)午前9時30分~11時大乗寺イチャルパ(地下鉄平岸下車)


 主催・ピリカ全国実行委員会
 協力・「北大人骨問題の真相を究明する会」

 

北 大 糾 弾 ニ ュ ー ス ・ 5 1 号  2015 年 4月 5日

阪大は、有珠 ( 伊達市 ) のアイヌ民族からの
遺骨返還要求を認めよ!
◆ 「 話し合い 」 拒否を弾劾する◆ 
    白川ただし(ピリカ全国実 ・ 札幌圏 )

さる3月1日、「 アイヌ民族の遺骨の返還を求 める有珠の会 」( 共同代表・諏訪野楠蔵 、 帆江進、 以下 「 有珠の会 」) は、大阪大学に対して 「 遺骨な どを郷里である有珠地域への返還と話し合いを求 める申し入れ 」 を文書で提出した。
  有珠地域のアイヌ民族有志は私たちピリカ全国 実と知り合うなか、昨年 12 月、遺骨問題で講演 会を開いた。その時に阪大が遺骨を発掘 ・ 収集 ・ 研究していたことをはじめて知った。それまで北 海道アイヌ協会の会員、伊達支部の会員であって も、阪大だけではなく北大、札幌医大が略奪して いた遺骨、副葬品の実態については何ひとつ知ら されていなかった、と述べている。
  略奪したすべての遺骨を白老に 「 収容 」 し、ひ きつづいて 「 研究 」 するということは新聞では 知っていた、なんとひどい事をするものだと怒っ ていたが、まさか有珠のアイヌ民族の遺骨もその 中に入っているとは思いもしていなかったと悔や んでいた。そしてみんなで協議して 「 有珠の会 」 が発足した。
  「 申し入れ書 」 では、「1962 年~ 65 年にかけて 大阪大学の小浜基次教授たちが伊達市有珠の『有 珠善光寺遺跡』を発掘調査し、遺骨を持ち出し研 究している 」、「 阪大が文部科学省に報告した報告 書では 39 体の遺骨 」 と書かれいるが 「 発掘した はずの副葬品については、何故か『無』と記載し ています 」 と批判している。
  続けて 「 そもそも遺骨はアイヌ民族の先祖たち なのです。また調査した場所は、遺骨が重層的に 葬られていたことからして墓地であったのです。 遺骨の生存中の名前が分からない以上、現在有珠 に住んでいるアイヌ民族自身が丁重に弔うのが人 間としてのあり方だと思います」と遺骨の返還を
求めている。
  さらに、「 私たちは『阪大 ・ 人骨問題の真相を 究明する会』と一緒になって、大阪大学に遺骨と 副葬品を郷里である有珠地域への返還などを要求 していきます。…本年 3 月 30 日までに、文書で回答を求めます 」 と述べ、「 阪大 ・ 究明する会 」 との連携した闘いを追求するとしている。
  しかしながら3月 27 日、阪大はすべてを拒否 する文書回答をよこしてきた。その理由たるや、 �発掘調査は考古学的研究として適切に実施、� 国営施設 ( 引用者注 ・ 白老 ) での慰霊に賛成する、 それはアイヌの人々が民族としての名誉と尊厳を 保持し、次世代へ継承していくことに資する、な どと阪大の差別的アイヌ研究を正当化し、アイヌ 民族の意思を無視した独善的な返答であった。最 後に 「 今後の話し合い要求や電話等による問い合 わせには対応しかねます 」 という官僚主義丸だし の文言で締めくくっている。
  このようなアイヌ民族からの阪大への要求への返答 ( 態度 ) は、北大、京大、東大などとも共通 している。政府-文部科学省-大学を貫ぬいて国 家権力のアイヌ民族への差別支配が今もまかり 通っているからにほかならない。対権力差別糾弾 闘争として遺骨・副葬品を郷里 ( コタン ) に取り 戻そう。(「 有珠の会 」 は近く抗議文を送付するこ とにしている 。)

 

糾弾ニュース ・ 49号 2015年1月10日

「人骨」に対する立場を問う
              ピリカ関東グループ・大盛 力

 公益社団法人・北海道アイヌ協会は、その 『先駆者の集い』(2015 年 1 月 1 日発行)で、「ア イヌ遺骨の研究等にする公式見解について(回 答)」(以下・「見解」)を発表した。これは昨年6 月 13 日に閣議決定した白老に建設する「慰霊・ 研究施設」に関して、内官房アイヌ総合政策室からの「アイヌ遺骨の研究等にする協会の貴協会の公式見解について(依頼)」の回答になっている。
 「見解」は、4項目になっているがここでは「、1、 明治以降のアイヌ遺骨の全部又は一部を研究対象 とすることの是非。」について以下述べたい。
 アイヌ協会は「適正な条件が整えば研究そのも のには否定」しない「前提」で、「アイヌ人骨の内、 現時点での研究対象は、・明治時代前(1867 年迄) の古人骨に限定すること(文化保護法・北海道出土文化財取扱要項に準ずる)・明治時代以降(1868 年から)の遺骨と確定できるものは、当面研究対 象から除き、その後の可否判断は、後世の判断を委ねること(初版の条件や環境の整備如何)」と した。さらに「考え方及件」として以下3 点を上げている。「・返還手続きの可能性(含む頭骨四肢 骨一体化、遺族の有無確認など)を尽くす必 要があること・収集過程の経緯が可能な限り公開 されること・適正に研究が推進される環境整備(施 設、人的体制、アイヌ関与等)が必要なこと」。
  私は、まずアイヌ人骨を「研究」対象にする学 問(形質人類学、骨考古学など)そのものに反対である。人間を歴史的社会的な諸関係から切り離 し、ただ人骨だけを取り出して「研究」する学問は否定されるべきだと思う。しかもその「研究」 の目的は、「アイヌ民族滅亡論」論証するためであったのだから。これまでの旧帝国大学等が行 ってきた差別的「研究」に対する一切の謝罪も賠償 も無い中で、引き続き「研究」することによっ て何が得られるというのだ。
 その上で、私は疑問がある。「見解」で述べて いる「明治時代前(1867 年迄)の古人骨」と言う 表現だ。そもそも「古人骨」とはいつの時代のこ となのか?現在、文部科学省の調査によれば全国 12 大学・1636 体のアイヌ人骨があるとしているが、誰がどうやって「古人骨」と「特定」するのだろ うか?またぞろ「慰霊・研究施設」建設を待ち 望んでいる形質人類学者や骨考古学者の出番になる ことは明らかだ。
 「骨は大地に返して下さい」、一昨年 10 月東大に 対する遺骨返還を訴えた宇梶静江さんの言葉は重 い。

 

辺野古、高江など新基地建設阻止、自衛隊の南西諸島配備を許すな

● 5月の沖縄現地行動への
    アイヌ民族派遣カンパのお願い●
 
      ピリカ全国実行委員会
          札幌市白石区栄通10丁目 5-1-301                          
          ピリカモシリ社 �(FAX兼用)011-375-9711                     
          郵便振込口座:02740-4-1679  
          口座名:ピリカモシリ社

 
 全国の仲間の皆さん!
 改憲-戦争の安倍政権は、警察・海上保安庁・米軍基地警備隊などのすさまじい弾圧をもっ て、沖縄民衆の意思を踏みにじっています。そして7月からは海を埋め立てる本格工事に着工するなどと公言しています。
 辺野古、高江など新基地建設絶対反対!工事をやめろ!などの沖縄民衆の怒りと闘いは、日 米安保体制と真っ向から対決しています。私たちはアイヌモシリ(札幌)において、ヘリ基地反対協 議会の共同代表・安次富浩さんが参加した集会、講演会などを開催し、沖縄労働者・民衆と連帯してきました。
 私たちピリカ全国実はアイヌ民族・琉球民族の自決権を支持するとともに、沖縄戦犠牲者の アイヌ民族、沖縄民衆を追悼する「南北の塔」(最後の激戦地となった糸満市真栄平)でのイチャル パ(供養)、反基地闘争への参加などこの20年間かかさず毎年続けてきました。
 今年も沖縄民衆との連帯行動を継続していくために、5月14日~17日の現地での連続行動に取り組みます。アイヌ民族である川村シンリツ・エオリパック・アイヌ さん、荒木繁夫妻(札幌の彫刻家)の参加を決定しています。
 現地行動への参加には交通費・宿泊費など一人8万円が必要です。沖縄に連帯する意義を込 めて、カンパ活動にご協力ください。よろしくお願いします。
 派遣カンパにご協力してくれる方は、振込用紙の利用もしくは標記の振込先への郵送をお願いします。

 なお、沖縄現地行動に参加を希望される方は、ピリカ全国実の事務局(ピリカモシリ社)まで問い合わせください。全行程でなく、部分日程でも参加は自由です。是非とも一緒に 行動しましょう。   (2015年4月1日)              
                                               
 

北 大 糾 弾 ニ ュ ー ス ・ 5 0 号 2015 年 2 月 20 日

 白老の 「 慰霊 ・ 研究施設 」 への収容は 、

     遺骨 ・ 副葬品の盗掘責任を隠蔽する

    アイヌ民族党代表

      萱野茂二風谷アイヌ資料館館長・萱野志朗

 

 私はアイヌ民族党の代表として、機会がある度に、アイヌ民族の遺骨と副葬品は盗掘されたものであり、謝罪のうえ故郷に返還すべきであると訴えています。

 政府は、白老に2020年の東京オリンピックの開催にあわせて建設する「民族共生の象徴空間」に国立のアイヌ文化博物館と「慰霊・研究施設」などを建てるとしています。国立の博物館は現在白老にある「一般社団法人・アイヌ民族博物館」を母体にしてつくるといわれていますが、あそこは観光施設であって研究機関として適当かどうか分かりません。また白老の博物館の展示資料は国の重要有形文化財の指定をひとつも受けていません。さらに言えば、あそこは自前で収集した資料ではなく、児玉作左衛門という北大医学部解剖学教授が墓地を発掘し、遺骨を持ち出したときの埋蔵品とか、どこかで買ったり、貰ったりした物、いわゆる児玉コレクションを展示しています。つまり白老で展示している資料は、アイヌ民族にとっては半分盗掘されたも同然であり、好ましくない資料なのです。

 児玉教授は、アイヌのお墓から遺骨を掘り出して、頭蓋骨の長さや目のくぼみなどをいろいろと計測し、「野蛮」とか「人食い人種」などと人権侵害の差別的なレッテルをはった論文を多く発表している人物です。

 北大には約1千5百体の遺骨が今も管理されてると聞いています。これを含めて全国の大学が研究・管理してきた1千6百体の遺骨、副葬品を白老に一括して収容することは許されるわけがありません。遺骨、副葬品とも盗掘したものであり、それをさらに研究の材料にすることは、政府、北大など全国の大学、児玉たち解剖・人類学者の責任を隠蔽することになるからです。

 「民族共生の象徴空間」構想にはアイヌ民族の意思が反映されていません。多くのアイヌ民族が望んでいるのは、謝罪し各地のコタンに遺骨、副葬品が返還されることです。


北海道大学内にて。

北大前.png

儀式の際の写真です。


集会情報

テキスト ボックス:
 2018年「開道150年」弾劾!アイヌ民族の自決権を獲得しよう! ■遺骨・副葬品の「慰霊・研究施設」への収容を阻止しよう!■

第21回札幌全国集会
■と き 2月1日(日)AM9:30~
■ところ 北海道クリスチャンセンター・ホール(札幌市北区北8西7) 


★集会午前の部 9時30分~12時★
 
○ 主催者基調報告
○ 発言(敬称略)
 ・川村シンリツ エオリパック アイヌ
    (川村カ子トアイヌ記念館館長、
       ピリカ全国実副代表)
   「慰霊・研究施設に反対し、
             遺骨を郷里に取り戻す」
 
 ・安次富 浩(沖縄・ヘリ基地反対協議会共同代表)
  「辺野古など新基地反対闘争の今」
 
 ・海原 剛
 (北大人骨事件真相究明緊急会議、
       史的唯物論研究所)
  「民族共生の『象徴空間』ではなく
現実社会にアイヌ民族の権利を
  アイヌ新法実現、遺骨の返還を」
 ★集会午後の部 13時~15時30分★
 
○アイヌ民族からの発言(敬称略)
・石井ポンペ
  (原住、アイヌ民族の権利を取り戻す
ウコチャランケの会)
・荒木 繁(彫刻家、札幌在住)
・鎌倉圭子(札幌・アシリチェップノミ
実行委員会代表)
・貝澤耕一(予定)(二風谷在住)
・帆江 進(伊達市有珠在住)
・諏訪野楠蔵(伊達市有珠在住) 他
 
各地から
・森山軍治郎
   (北大人骨問題の真相を究明する会共同代表)
・塚田タカヤ(ミュージッシャン)
・荒 健司(「障害者」の自立解放運動)
 
各団体
・東大・京大・阪大に遺骨返還を求めている各団体
・米空母に反対する市民の会  他
 
  ★ みんなで歌い踊ろう ★
       サッポロアフリカンズと
     アイヌ民族のみなさん
 
(裏面によびかけ文あります)
 ピリカ全国実行委員会
    (正式名称:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会、代表・山本一昭)
      連絡先・003-0021 札幌市白石区栄通10丁目5-1-301ピリカモシリ社
電話011-375-9711  ブログhttp://pirikagento.jugem.jp/
郵便振込 02740-4-1679 ピリカモシリ社
集会の成功の為にカンパ、ボランティアを募っています。会報『ピリカモシリ』を読もう

「北方領土の日」反対!北大人骨事件糾弾!アイヌ新法実現!

第21回札幌全国集会に参加を!
2018年「開道150年」弾劾!アイヌ民族の自決権を獲得しよう!
 ~遺骨・副葬品の「慰霊・研究施設」への収容を阻止しよう!~


全国の会員、仲間のみなさん!
 2015年の第21回札幌全国集会は、標記のテーマをかかげ開催します。安倍政権が6月13日閣議決定した「アイヌ文化の復興等を促進するため の『民族共生の象徴となる空間』基本方針」は、2020年東京オリンピックにあわせて「民族共生の象徴空間」を一般公開し、それに先立ち「慰霊・ 研究施設」への遺骨等の収容を早期に行うとしています。2018年「開道150年」にあわせて「慰霊・研究施設」を建設し、天皇の白老訪問・慰霊 をもって「アイヌ民族同化完了」を宣言しようとしています。アイヌ民族遺骨問題-民族自決権獲得の闘いに対する、このような安倍政権による重大な 攻撃に対して、2018年「開道150年」弾劾の反天皇制の闘いと一体に、遺骨・副葬品の「慰霊・研究施設」への収容を阻止し、郷里(コタン)へ の返還をかちとる闘いをさらに強めていかなければなりません。

アイヌモシリ侵略植民地支配を
  肯定する「開道150年」

 今集会は2018年決戦にむけて、アイヌ民族、琉球民族、日本労働者・人民それぞれの立場から問題提起や闘いの報 告を行い、連帯を深めていく集会にしたいと思います。
 天皇ヒロヒト、皇后ナガコ、佐藤栄作首相らが出席し開催された「北海道百年記念祝典」(1968年9月2日/札幌市内円山競技場)は、「侵略百 年記念祭」であると結城庄司アイヌ解放同盟初代委員長が弾劾し、「開道100年」記念事業の一環として建設された「開拓記念塔」(野幌丘陵)は 「侵略の塔」であると山本多助エカシが弾劾するなど、アイヌ民族は「開道100年」を弾劾するさまざまな闘いを展開しました。
 天皇制日本国家は開拓使時代(1869~86年)から、一局三県時代(1882~86年)、北海道庁設置(1886年)までの過程で、アイヌ民 族の主権を全く無視し、帝政ロシアとの間で、サハリン、北方諸島を分割し、アイヌモシリを「北海道」と改称しました。以後のすさまじい大地略奪、 さらに強制移住、狩猟・漁労の禁止等々によって、多くの餓死者が出るなど民族虐殺を行いました。アイヌ民族は文字どおり存亡の危機に立たされまし た。1886年に設置された北海道庁(赤レンガ/1888年完成)は「植民地総督府」相当の権力をもち、アイヌモシリの国内植民地化、アイヌ民族 同化・抹殺を推進しました。アイヌ民族は1988年、「北海道開拓の拠点」である道庁を弾劾し「赤レンガ100年祭反対運動」にも立ち上がりまし た。

アイヌ民族の自決権支持
 日本労働者人民はアイヌモシリ侵略・植民地化を正当化する開拓史観を克服し、2018年「開道150年」弾劾をアイヌ民族の自決権獲得の闘いと して、遺骨の郷里(コタン)への返還を実現する闘いとして、全力をあげて闘わなければならないと考えます。「国連先住民族権利宣言」に賛成した日 本政府に対し、アイヌ民族の先住権・民族自決権・民族的諸権利(遺体・遺骨返還の権利を含む)を明確にしたアイヌ新法を要求し早期制定を実現させ なければなりません。

沖縄(琉球)人民と連帯し、 
  辺野古など新基地建設阻止しよう

 11月16日の沖縄県知事選は、翁長雄志さんが36万票余を獲得し、仲井真弘多知事に10万票の大差をつけて当選しました。安倍政権がおし進め る辺野古新基地建設に沖縄(琉球)人民は明確に反対を突きつけました。日米両政府による沖縄軍事植民地化の永続化を拒否し、自立解放(自決権獲 得)に向けた沖縄(琉球)人民の意志と闘いがかちとったものです。
 しかし安倍政権は沖縄(琉球)人民の総意を無視し、辺野古新基地建設を強行しようとしています。問われているのは辺野古新基地建設阻止闘争に連 帯する日本労働者人民のヤマト(日本)における反戦・反基地闘争です。
  多くの仲間のみなさんが札幌全国集会(2月1日)、関東(2月7日)、沖縄(2月7日)、関西(2月8日)の各地区集会に賛同し参加されることを呼びかけ ます。
                              2014年12月12日



 

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