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新刊『アイヌ民族の遺骨は告発するーコタンの破壊と植民地支配』

『アイヌ民族の遺骨は告発する

 ーコタンの破壊と植民地支配』を読みましょう!

もくじ

 

序にかえて 
 

北大のアイヌ民族蔑視と欺瞞を弾劾する

        ―『医学部調査報告書』(2013年3月)批判

                        三木 ひかる 
 

東大によるアイヌ民族遺骨・副葬品略奪と差別研究を糾弾する

            東大のアイヌ民族遺骨を返還させる会 
 

京大はアイヌ民族の遺骨・副葬品を郷土(コタン)に返せ

  京大・アイヌ民族遺骨問題の真相を究明し責任を追及する会  

 

阪大によるアイヌ民族人骨の略奪を追及する

             阪大・人骨問題の真相を究明する会 
 

植民地朝鮮における「久保事件」と朝鮮人学生たちのたたかい

     ─阪大人骨事件の底流にあるもの     石川 浩士 
 

「篠田謙一『日本人になった先祖たち』の自滅」   海原  剛 
 

遺骨をコタンに返せ!4大学合同全国集会呼びかけ

 


発 行  遺骨をコタンに返せ!4大学合同全国集会実行委員会

発行日  2017年6月15日 頒 価 1000円 郵送料360円

〒033-0021 札幌市白石区栄通10丁目5-1-301 ピリカモシリ社

TEL・FAX 011-375-9711

郵便振替口座 02700-2-102703 口座名4大学合同集会



北大は、旭川アイヌ民族の遺骨等の返還・謝罪・話し合いを!

旭川アイヌ協議会、旭川アイヌ協会が連名で

    遺骨等の返還と話し合いを北大へ申し入れ


 

060-0808

札幌市北区北8条西5丁目

国立大学法人 北海道大学

総長 名和豊春 様

 

                                             2017年6月1日

                                      070-0825

                                        旭川市北門町11

                                川村カ子(ネ)トアイヌ記念館内

                                     旭 川 ア イ ヌ 協 議 会

                                会長 川村シンリツ

                                                  エオリパック アイヌ

                                                0166(51)2461

                                 〒070-0824

                                   旭川市錦町15丁目2979-18

                                             丸山ハイツ2号

                        旭 川 ア イ ヌ 協 会

                                        会長 中 井 百 合 子

                                              0166(52〕7555

 

                     遺骨等の返還と話し合いの申し入れ

前略

  旭川アイヌ協議会と旭川アイヌ協会は、北海道大学に対して遺骨等の返還と話し合いをおこなうことを連名にて要求します。あわせて、私たちの先祖であるアイヌ民族の遺骨を北海道大学が墓地を暴くなどして勝手に持ちさったこと、研究材料にしてきたことなどについて公式文書による謝罪を求めます。

 北海道大学は2013年3月、佐伯 浩総長名で『北海道大学医学部アイヌ人骨収蔵経緯に関する調査報告書』(以下『北大医学部調査報告書』といいます)を発行しました。

 しかしながら、アイヌ民族に断りもなく遺骨を収集し、差別的な研究の材料とし、民族の尊厳を今なおいちじるしく傷つけてきたことに関して、この『北大医学部調査報告書』は旭川など当該の各地域のアイヌ民族にたいして何ら説明も謝罪もしていません。『北大医学部調査報告書』を各地域のアイヌ民族団体などに手渡してもおらず、検討する機会も奪ったままの状態にしてきています。

 私たち旭川アイヌ協議会と旭川アイヌ協会は、この『北大医学部調査報告書』を検討し、これまでも北海道大学との話し合い要求を毎年申し入れてきています。

 『北大医学部調査報告書』の107頁に「医学部収蔵アイヌ人骨の照合調査(2010年~2012年度)で、古人骨中に、返還したはずの『旭川1』(頭蓋)、『旭川2』(頭蓋・四肢骨)・・・が存在していることが判明した」と記載されているのを知り驚きました。これを知った仲間たちは「エッ、そんな事があるのか!断じて許されない」と怒りをあらわにしています。

 1985年の遺骨返還は間違った返還であったのです。1985年に返還された5体の頭骨が安置されています納骨堂『殉郷殿』(アイヌ民族共同墓地)では毎年8月にイチャルパ(供養)を欠かさずおこなっていますが、2014年7月に改めてイチャルパを行い、遺骨の状態を点検してみました。びっくりしました。「旭川2」は小骨だけでした。この遺骨は本当に旭川のアイヌ民族の遺骨であったのでしようか。確認していただきたいと思います。

 また『北大医学部調査報告書』の106頁では「返還された5体は火葬にして・・・納骨した。」と書かれていますが、火葬などしていませんでした。これだけでもデタラメな『北大医学部調査報告書』と言えます。しかも間違った返還についての直接の報告と謝罪は未だにありません。

 この点について、2013年10月31日、辻 邦章・北大総務企画部総務課長から川村兼一と杉村フサ宛に文書がとどいています。そこには『北大医学部調査報告書』には「記載が適切ではない箇所がありましたので」として「火葬にして」の部分を抹消すると訂正してきたのです。 どうしてこのような誤りがおこったのか、何の説明もありません。この訂正文は『北大医学部調査報告書』を配布しているすべての機関、人たちにも送付されているのでしようか。  

  また『北大医学部調査報告書』を読んで、旭川アイヌ協議会の仲間たちに沸き起ってきた疑問は、なぜ医学部だけの調査に限定しているのか、です。北大総合博物館、北方生物圏フィールド科学センター(北大植物園内の博物館)、さらには文学部が札幌の大乗寺に仮安置しているアイヌ民族の遺骨と思われる頭骨などを、何ゆえに調査対象から除外しているのでしようか。

 さらにまた、旭川に即して言えば、『北大医学部調査報告書』の22~23頁に記載されている山崎春雄教授らの「アイヌの生体計測研究」を怒りもって弾劾します。1936年2月3日~2月11日の期間、旭川市近文で184人のアイヌ民族に対して、人類学的計測、頭部の「精密ナル」生体測定、頭部の「正確ナル」三方面からの写真撮影、などを行ったと書いています。さらに加えて「『アイヌ』人容貌ノ人類学的観察」も行ったと書いています。

 このような計測、撮影、観察などはアイヌ民族を侮辱するものです。それについての何らの謝罪も反省の文も記載されていません。むしろ「貴重な資料」を今日まで保管してきたことを誇っています。さらに私たちは北大に対して、これら生体計測などのデータ、写真を見せるよう情報公開を求めましたが、北大は「個人情報」を盾にして閲覧さえも拒否しています。反省すべきです。

 私たちの基本的な考え方は、アイヌ政策推進会議-文部科学省-北大がアイヌ民族の意見、気持ちを無視して強引に進めている白老の「慰霊・研究施設」建設計画には絶対反対です。アイヌ民族の遺骨は、各大学、研究機関の謝罪と自らの責任によって、謝罪と慰霊が込められた碑を建立し、故郷(コタン)に丁重に返還すべきなのです。

 最後になりましたが、アイヌ民族の遺骨を故郷(コタン)に返還する運動は、杵臼、紋別、浦幌では裁判で和解が成立し、杵臼はすでに返還・埋葬され、他の地域はこれから埋葬されることとなっています。北海道大学は、裁判における裁判長からの勧告によるのではなく、自らの判断でもって返還の申し入れに応えるべきではないでしようか。

  以上の理由から、私たちは北海道大学に対して下記について要求し、話し合いを求めます。

 

 

 

1、北大は、旭川、釧路、門別のアイヌ民族にたいして、返還すべき遺骨を返還していなかったことなどを謝罪するとともに、何ゆえにそのような間違った返還を行ったのか、その真相を明らかにすること。

2、北大は、返還されていなかった2体の遺骨を、1985年に返還された5体の遺骨が安置されている納骨堂『殉郷殿』(旭川市旭丘のアイヌ民族共同墓地、旭川市が川村シンリツエオリパック アイヌに管理を委託している)にただちに返還し、納骨すること。

3、北大は謝罪のうえ、人権侵害の身体測定の記録、および写真とフィルムを旭川アイヌ協議会と旭川アイヌ協会の会員に閲覧させ、すべての記録の取り扱いを会員の意志にまかせること。

4、北大は、遺骨とともに埋葬されていた副葬品を、旭川アイヌ協議会が事務所を置いている川村カ子(ネ)トアイヌ記念館もしくは郷里(旭川)のアイヌ民族が共同で利用している生活館(旭川市緑町15)に返還すること。

5、政府(文部科学省)-アイヌ政策推進会議-北大は、全国の大学からアイヌ民族の遺骨を白老に集中させる「慰霊・研究施設」の建設計画を直ちに中止すること。

 

 なお、話し合いの場所は北大構内の会議室、大学からは総長、医学部長、総務企画部長の出席を要請します。話し合いの期日は7月上旬、話し合いの時間は最低でも3時間は必要です。大学が都合のいい日時の案を3日ほどを示してください。その中からこちらで都合のよい日時を選びご連絡します。なお、この申し入れ書への文書回答は6月20日までにされることを強く要請しておきます。

                                                                 以 上

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北大糾弾ニュース 2017 年5月22日 66号

「土人」概念と侵略思想
   山崎 宏(ピリカ全国実・関東グループ)  

 沖縄・高江での米軍ヘリパッド建設反対を闘う沖縄の人達に大阪府警察の機動隊員が「土人・シナ人」という差別的な暴言を浴びせた。かかる民族的な差別感に満ちた発言は断じて許すことはできない。
 これに機動隊の上司のトップである松井大阪府知事はこうした発言を批判し、管理者としての責任を感じて謝罪するのではなく、機動隊員をねぎらい擁護したというのである。さらに政府の関連省庁の鶴保沖縄北方担当相も「差別かどうか分からない」などと述べている。
 これは権力の側にいて沖縄住民を弾圧する機動隊員から政府の上層部に至るまで差別感を共有していることを示している。直接発言した機動隊員は行政的な処分をうけたが、松井や鶴保は何の処分 も受けていない。彼らの発言、考えは容認されているのだ。それは政府の沖縄に対する立場を如実に反映しているからだろう。私達戦後生まれの「団塊世代」と言われる者にとって「土人」という言葉は比較的身じかなものであった。
 小学生の頃は「冒険ダン吉」などの漫画を読んで育った。それらはアジアやアフリカを舞台に日本人の主人公が活躍するものだ。そこで描かれる現地の人達が「土人」として私達に刻み込まれたのだ。「土人」は「未開−野蛮」な人々、それに対して日本人は「文明国」の人間として登場する。「南洋の土人」という概念が子供心に定着していた。
 それは日本帝国主義のアジア・太平洋侵略の重要なイデオロギーとしてあり、戦後になっても何ら変わっていなかっ た。親の世代が抱いていた「土人」観をそのまま私達は引き継いでいたのだ。
 アイヌ民族と交流し、アイヌ民族解放の闘いを知るまではアイヌ民族もまた「土人」と呼ばれ、差別抑圧され抹殺をも企てられていた事を知らなかった。近代以降、日本天皇制国家は、アイヌ民族を「土人」として位置付け、その施策がその後のアジア・太平洋侵略の原基となった事をこの間の学習によって知った。
 アイヌ民族を「滅び行く民族」として優勝劣敗の社会進化論で定義し、さまざまな人権を無視した調査・研究を行い、差別を正当化し同化・抹殺政策を先導してきたのが学者達であった。
 彼らは帝国大学(東大)を頂点とする日本のトップの大学、学者達であり、国家の施策の下「学問」の名 において研究・調査を行ってきたのだ。
 現在、政府はアイヌ民族から学者達が略奪(盗掘)した遺骨を「慰霊・研究施設」に一括して集積し、再び差別的な研究・調査に供しようとしている。それに対しアイヌ民族は遺骨をコタンに返せと闘っている。
 「土人」は南の人々というイメージしかなかったが、それ以前に天皇制国家によるアイヌ民族への苛酷な歴史があったことはアイヌ民族との交流、闘いの主体化を通じてしか知り得なかった。

 


遺骨をコタンに返せ!4大学合同全国集会に参加を!

遺骨略奪・研究の人権蹂躙と民族抹殺を弾劾する

アイヌモシリ侵略・支配の2018年「北海道150年式典」反対

 

2017/7/21(金)

  �大乗寺イチャルパ

   (札幌市豊平区平岸1条8丁目6-10)

          北大文学部が略奪した2体の頭骨の供養 13時〜14時 

  北大イチャルパ・申し入れ 15時〜 北大正門前

     北大医学部などが略奪したアイヌ民族遺骨の供養 

 

/22()23 () 4大学合同全国集会 

       於:札幌市教育文化会館

         地下鉄東西線「西11丁目」下車8分)

          資料代:1日のみ参加  1000

             2日間の参加 1500          

            第2部「文化交流のつどい(弁当&ワンドリンク付)

  

主催  遺骨をコタンに返せ!4大学合同全国集会実行委員会

共同代表 川村シンリツ・エオリパック・アイヌ|旭川アイヌ協議会

     片岡とも子|「京大・追及する会」・「阪大・究明する会」

       代表、ピリカ全国実事務局長

 

呼びかけ団体

旭川アイヌ協議会|会長 川村シンリツ・エオリパック・アイヌ

原住、アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会

                 |代表 石井ポンペ

アイヌ民族の遺骨を取り戻す有珠の会|代表 帆江

「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会

                   :ピリカ全国実

北大人骨問題の真相を究明する会

東大のアイヌ民族遺骨を返還させる会

京大アイヌ民族遺骨問題の真相を究明し責任を追及する会

                 :京大・追及する会

阪大・人骨問題の真相を究明する会

               :阪大・究明する会

アイヌ民族と連帯するウルマの会(20172月1日現在)


 

7月22日(土)

第1部   9時30分〜17 

   コタン(郷里)に遺骨を取りもどそう

 

   遺骨が告発する「明治150年」 三木ひかる(ピリカ全国実)

   

  琉球から略奪された遺骨を取りもどす

           具志堅 隆松(沖縄・ガマフヤー)

 

  東学農民軍リーダーの遺骨を返還した取り組みから

        林炳澤(北大人骨問題の真相を究明する会) 

  

  遺骨返還裁判を闘って  山崎良雄(浦河町杵臼)、ほか

  

  遺骨返還の取り組みから明らかになったこと

           北大、東大、京大、阪大、札幌医大などから

 

 

   遺骨の返還を求めていく

        葛野次雄(静内)

       木村二三夫(平取)(予定)

          帆江進(アイヌ民族の遺骨を取り戻す有珠の会)

 

 

第2部  18時〜20時  ※文化交流のつどい

出演者

 ピリカシシリムカ(代表・川上ひろこ)

 知花昌一(沖縄)

 塚田タカヤ(フォークシンガー)

 長津宏文(札幌のフォークシンガー)

 パク ポー 

 朴保と石井ポンペ

 

7月23日(日)

第3部   9時30分〜12時

 「明治150年」、「北海道150年」と天皇制日本国家を批判する

 

 川村シンリツ エオリパック アイヌ

                (旭川アイヌ協議会会長)

 知花昌一 (沖縄読谷村僧侶)

 海原 剛  (史的唯物論研究所、ピリカ全国実)

 石井ポンペ(札幌)、ほか

 ニブフの世界と「オタスの杜」

    丹菊逸治(北大アイヌ・先住民研究センター)

 

第4部  13時〜15時

アイヌ民族の声を聞け、団結しよう

 

 萱野志朗(萱野茂 二風谷アイヌ資料館館長)

 平田幸(レラの会)

 荒木繁(札幌)

 川上ひろこ(札幌)、ほか     

 

『共同宣言』を採択

集会後デモ行進を予定     (以上、2017.2.13現在)


実行委員会事務局連絡先 

003-0021 札幌市白石区栄通10丁目5-1-301 ピリカモシリ社

TELFAX 011-375-9711

郵便振込口座:02700-2-102703 加盟者名:4大学合同集会

1口1000円 実行委員会への参加・賛同・カンパよろしくお願いします。


 

全国の仲間の皆さんに訴えます。

 私たちは、日本国家・大学・学者たちが「学問・研究」の名において国家的規模でアイヌ民族、琉球民族の墓地を破壊し、遺骨を奪いさり、「研究材料」としてきたことを批判してきました。

 

人権蹂躙の遺骨略奪・研究

 北大、東大、京大、阪大などの「アイヌ研究」、「琉球研究」は民族差別、人権侵害そのものであり、「優勝劣敗」の社会進化論、優生思想をベースにした民族抹殺、日本社会への同化を強力に推進してきました。さらに日本人類学は、アイヌモシリ、琉球、台湾、朝鮮、中国、アジア・太平洋地域へと侵略・植民地支配に加担する国策の「帝国学問」の役割を果たしてきました。

 1980年代以降、アイヌ民族は北大に対して遺骨・副葬品のコタン(郷里)への返還と謝罪を強く求めてきましたが、旭川、釧路など一部の地域にしか返還されていません。しかも旭川、釧路などには返還すべき遺骨を返還していなかったりするなど極めて不誠実、ズサンなものであったことが最近明らかになりました。また多くの隠蔽とゴマカシがあります。しかし、いまだに北大はこれらの間違いを謝罪もせず、遺骨の返還もしていないのです。 

 

民族の自決権を否定する日本政府

 2007年、世界の先住諸民族の闘いによって民族自決権を鮮明にした「国連先住民族権利宣言」が高らかに宣言されました。これは世界人権宣言を継承した先住諸民族の権利宣言です。ところが日本政府は賛成しておきながら、アイヌ民族、琉球民族の民族自決権・先住権、民族としての集団的諸権利を否定し、「アイヌ文化の普及と振興」のみに切り縮める政策をうちだしてきました。アイヌ民族としての生き方、精神文化、コタン(集落)、環境など大地と生活の諸条件が奪われた状態で、豊かなアイヌ語や文化を維持、発展させることはできません。

 日本政府、全国の大学、研究機関は略奪した遺骨・副葬品をコタン(郷里)に返還せず、「慰霊・研究施設」(2019年度中に白老町に建設予定)に一括して移管し、ひきつづき研究を続けるとしています。私たちの話し合い、遺骨返還要求を高圧的に門前払いしてきた各大学の態度の背景には、このような政府-文部科学省-大学の一致した決定があるのです。

 

遺骨をコタンに返せ

 さらに20145月、公益社団法人・北海道アイヌ協会が「アイヌ人骨の集約に当たっては、遺骨継承者に返還できる遺骨を除き、速やかに当該施設(白老の「慰霊・研究施設」)に集約し…」と理事会決定したことが、遺骨返還運動を困難にしています。

 しかし、アイヌ民族はそれらを批判し、遺骨返還裁判において北大に遺骨を返還させる「和解」をかちとり、167月に浦河町杵臼墓地に再埋葬したように独自の運動を発展させてきています。私たちは、立場や意見の違いを越えて、遺骨・副葬品のコタンへの返還、「慰霊・研究施設」建設反対の連携した活動を追求していきます。

 

全国のみなさん!

 「慰霊・研究施設」建設方針は、「民族共生の象徴空間建設」(白老に2020年開設)と一体であり、高橋北海道知事が推進している2018年「北海道150年式典」とつながっています。この式典は「明治150年式典」、天皇代替わり・「即位式典」、改憲とも連結しており、天皇制国家を賛美し、アイヌモシリの併合と植民地支配、虐殺、差別・同化政策の全歴史を肯定するものです。1968年「開道100年式典」に続き、今度はアイヌ民族をとりこみ、「共生」という冠(カンムリ)をかぶせた新たな「開拓史観」を推奨するものです。絶対に許してはなりません。

 アイヌ民族の取り組み、各大学の遺骨・副葬品をコタンに返還させる活動から相互に学び合い、連帯を強め、さらなる全国運動として進めるために表記の全国集会を開催します。この全国集会への参加と、成功のための財政的カンパをお願いします。(道内外、アイヌ民族や沖縄など全国から参加するための交通費、宿泊費は多額になります。参加者の負担を少しでも軽減するためにカンパを募り、積み立てていきます)。    2017年2月1日

 


ピリカモシリ 2017 年 春号 No.78 

第23 回札幌全国集会後のデモ (2017/1/29)

 

日本とサハリン・クリル諸島(その52)..................................... 2

第22 回札幌全国総会報告............................................................ 3

第23 回札幌全国集会に参加して.................................................. 4

2・4 琉球& アイヌの自己決定権シンポジウム報告...................... 7

「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯!関東集会報告............... 8

「北方領土の日」反対!関西集会報告.......................................... 9

聞き書き 荒木ハル子さん........................................................... 10

美ら海の埋め立て、新基地建設阻止!

ー辺野古キャンプ・シュワブゲート前集会に参加して................... 12

ラウンドテーブル批判�............................................................... 14

連載・報道が伝える世界の先住民族の活動♦その6 ♦.................. 15

『旭川アイヌ語辞典』を読もう(27)......................................... 16

読んでみました『ゴールデンカムイ』........................................... 17

報道クリップ................................................................................ 18

私にとっての「北方領土」論/事務局日誌から............................. 19


北大糾弾ニュース 65号 2017年1月21日

  石狩市、いしかり砂丘の風資料館に
 樺太アイヌの遺骨問題で申し入れ
   ─ 回答拒否を絶対に許さない  

           白川ただし(ピリカ全国実・札幌圏)

 文部科学省のアイヌ民族遺骨調査のズサンさがまたもや明らかになった。北大など大学が管理・研究してきた遺骨の全国調査のズサンさ、隠蔽などが厳しい批判にさらされてきたが、今回新たに文科省は博物館や資料館など全国調査の結果を公表した(16年12月16日、北海道新聞)。
  それによると北海道博物館(7体)、市立函館博物館(25箱)、網走市立郷土博物館(2体)、苫小牧市美術博物館(2体)、室蘭市民俗資料館(7体)、釧路市埋蔵文化財調査センター(7体、1箱)、ところ埋蔵文化財センター(1体)、いしかり砂丘の風資料館(1箱)、豊浦町中央公民館(1体)、上之国館調査整備センター(5体)、伊達市噴火湾文化研究所(43体)、東京博物館(1体)であり、総計76体、27箱としている。北大博物館などはまだ隠されている。
文科省は、「遺骨のほとんどは遺跡調査などで発掘され、埋蔵文化財に認定されている」と北大医学部などの遺骨とは性質は異なるなどと述べ、遺骨の発掘・研究・管理を正当化している。墓地破壊による遺骨の略奪と遺跡発掘調査とはどう違うのか!。
  伊達市噴火湾文化研究所の43体は、そのほとんどが札幌医大との合同調査で略奪したものである。有珠をはじめ噴火湾地域一体の貴重なアイヌ民族の遺跡を発掘し、土器などの生活用具、副葬品とともに遺骨も略奪している。
  いしかり砂丘の風資料館の1箱は、樺太アイヌの遺骨である。1875年の千島・樺太交換条約を締結すると、日本国家によってサハリン南部から対雁(現・江別市)に強制移住され、天然痘・コレラなどの蔓延で絶滅の危機に追い込まれるなか1884年ごろ石狩川河口の来札に居を移している。樺太アイヌ共同墓地に埋葬されていたのを、研究材料として持ち出されたなかの一部が資料館の遺骨である。
  樺太アイヌの遺骨の略奪と調査、研究には河野広道、その息子本道が関わっていることは彼らの研究報告からも明らかである。
  私たちピリカ全国実・札幌圏は、樺太アイヌの遺骨を放置できないと確認し、さっそく仲間2人がいしかり砂丘の風資料館に出向いた。そこには大きなプラスチックの箱7~8個があり、館長は7体ぐらいの遺骨があると述べていた。さらに調査・研究が必要なので、石狩市長と資料館に対して、遺骨に関しての質問書とともにイチャルパ、再埋葬することを申し入れた(16年11月10日付)。
  しかし返事はなかった。資料館館長に電話で糺すと「この遺骨は樺太アイヌであることは間違いない。樺太アイヌは道内のアイヌ民族とは異なるので貴方たちと関係ない。話し合わない。このことはアイヌ協会本部とも相談した結果です」と答えた。私たちは、石狩の樺太アイヌ共同墓地でのイチャルパなどを行ってきたことがあることも述べ、改めて話し合いに行くと伝えた。
それにしても、文科省の調査結果である「いしかり砂丘の風資料館(1箱)」という数字はまったくおかしい。あの7~8箱の中身は何であったのか?
  私たちは樺太(サハリン)アイヌに対する民族抹殺の厳しい支配を弾劾しつつ、遺骨返還に取り組んでいく。

 


第23回札幌全国集会に参加を!

      

  

 

 全国の会員、仲間のみなさん!

 第23回札幌全国集会は2017年1月29日(日)、標記のテーマを掲げて開催します。

 今日、戦争と改憲に突き進んでいる安倍政権は、アイヌ民族の自立と解放にとって重大な諸攻撃を加えています。

 その第1は、12月15、16日、安倍首相がロシア大統領・プーチンとの首脳会談を開催し、アイヌ民族の民族自決権を蹂躙する北方4島の共同開発など「領土交渉」に踏みこんだことです。

 第2は、政府-高橋北海道知事は、7月17日を「北海道みんなの日」と北海道条例で定める画策を行いつつ、財界、市町村などが一丸となって2018年に「北海道150年式典」を開催するとしていることです。この北海道式典の開催は、北海道アイヌ協会を巻き込み、天皇制日本国家の血ぬられた「栄光」を称える「明治150年式典」開催と連動させています。つまりアイヌモシリ併合・アイヌ民族大虐殺・同化政策・植民地支配・「開拓史観」などを全面的に肯定するものです。

 第3は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催にあわせて、「民族共生の象徴空間」(国立アイヌ文化博物館、自然公園、体験交流広場)と、全国の大学などが略奪し研究材料にしてきたアイヌ民族の遺骨を一括して収容する「慰霊・研究施設」建設計画を政府権力が一体となって進めていることです。アイヌ民族の反対の声にもかかわらず、遺骨をコタン(郷里)に返還せず、さらにDNA研究などを推進する体制をもつくろうとしています。これらはアイヌ民族の民族自決権など民族として生きる諸権利を完全に奪いつくすものです

 

近代以来の日本国家のアイヌモシリ侵略を批判しよう

 

 以上に述べた攻撃はすべてが一つにつながっています。アイヌ民族の自決権を蹂躙しており、アイヌ民族に対する「同化政策」は完了したと宣言するに等しいのです。

  私たちは、近代以来の天皇制日本国家のアイヌモシリ侵略支配の全歴史を徹底的に弾劾していかねばなりません。そして遺骨略奪と差別研究は、台湾、朝鮮などへの植民地の拡大と差別的な人類学研究などと結びついていることを弾劾しなければなりません。

 だが皆さん!2016年の闘いにおいて、小川隆吉さんたちの遺骨返還裁判では「和解」によって、2016年7月、杵臼コタンに遺骨を返還させ、埋葬することができました。さらに紋別も同様の「和解」が締結できています。私たちも続づいていかなくてはなりません。

 北大、東大、京大、阪大などに対し、遺骨研究を弾劾し、話し合い拒否の態度を突破し、遺骨をコタン(郷里)に取りもどすとりくみの全国的展開をさらに強めていきましょう。来年7月に予定している「遺骨返還を求める4大学合同全国集会」(仮称)の成功に向けて、全国集会、各地区集会を成功させようではありませんか。

 さらに、沖縄人民の体を張った高江・辺野古など新基地建設反対運動に連帯を続けるとともに、大阪府警機動隊の「土人」、「シナ人」などという差別暴言を弾劾していかねばなりません。「北海道旧土人保護法」が最近まで存在してきたように、アイヌ民族、琉球民族をはじめ植民地の先住諸民族の主体と権利を認めない差別表現「土人」を糾弾しましよう。

 全国集会の成功に向けて、沖縄・関東・関西集会への賛同カンパにご協力ください。

       2016年12月20日  ピリカ全国実行委員会


2・4「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯!2・4関東集会

 アイヌモシリ再分割反対!
       遺骨をコタン(郷土)に返そう!―
日時 2月4日(土)18時開場
会場 渋谷区勤労福祉会館(2階第2洋室)
        (渋谷区神南1-19-8・渋谷駅徒歩5分)
    https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kinro.html
講師 葛野次雄さん(「葛野辰次郎、アェィヌ精神文化を学ぶ会」代表)
資料代 1000円
主 催 「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!
    全国実行委員会(ピリカ全国実)・関東グループ
    渋谷区恵比寿4-19-5ホワイトハイツ鈴木103
    TEL&FAX 03-3446-9058
協 賛 東大のアイヌ民族遺骨を返還させる会
葛野次雄さんプロフィール
 1954年静内町東別に生まれる。北大が略奪した遺骨のコタン(郷土)への返還をかちとった「コタンの会」の副代表。昨年7月、返還された遺骨の再埋葬のイチャルパ(慰霊式)を主宰する。「コタンの会」は「政府は、『象徴空間』への遺骨集約を中止し、収集遺骨を早急に元のコタンに返還する手立てを講じましょう」とメッセージを発している。
 12月15~16日、日ロ首脳会談がおこなわれました。安倍首相はロシアへの経済協力を取引材料にして平和条約と北方4島の「領土問題」の進展を目論みましたが、共同経済活動などでの合意に留まりました。全政党・マスコミは北方諸島(アイヌモシリ)の先住民族であるアイヌ民族の先住権・自決権については一切触れず、ただ元島民の声だけ報道して返還を煽動し、安倍首相は「私の世代で、この問題に終止符を打つ」と意気込みを見せました。私たち関東グループは12月10日首脳会談反対集会、会談当日15日は外務省抗議行動に取り組みました。アイヌ民族を無視しておこなわれた今回の会談を改めて弾劾します。
 今年も2月7日「北方領土の日」がやってきます。日ロによる北方諸島分割は1855年の「日ロ通好条約」に始まりますが、徳川幕府はアイヌ民族を日本に所属していると勝手に決めつけて条約を結びました。日本政府は、この条約を根拠にハボマイ、シコタン、クナシリ、エトロフの北方4島を「固有の領土」とし、1981年、条約締結日の2月7日を「北方領土の日」として毎年返還運動を繰り広げています。アイヌ民族の主権を否定する「北方領土の日」を廃止し、民族排外主義・領土ナショナリズムに基づく「領土交渉」と「国民運動」に反対しましょう。
 安倍政権はアイヌ民族の同化完了を打ち上げようと、2020年までに北海道白老町に「国立アイヌ民族博物館」や「慰霊・研究施設」(民族共生象徴空間)を建設しようとしています。また、2018年には「北海道150年記念式典」と「明治150年記念式典」が計画されています。これらは、日本天皇制国家によるアイヌモシリ侵略・アイヌ民族抹殺・アジア諸民族虐殺の歴史を正当化するものです。安倍政権の戦争法発動・改憲・天皇元首化攻撃のなか、アイヌ民族の権利回復の闘いと連帯し、私たち自身の主権獲得を目指しましょう。集会への参加・賛同を呼びかけます。

2・4(土)琉球&アイヌの自己決定権!シンポジウムへの参加を

第19回「北方領土の日」を考える企画
2・4(土)琉球&アイヌの自己決定権!シンポジウム

 

日 時 2017年2月4日(土)午後2時~午後4時30分

                 (午後1時30分受付)
場 所 ベッテルハイムホーム(前田紫雲閣前・駐車場あり)
                浦添市前田3-3-5
参 加 費 一般1000円 学生500円 (高校生以下無料)

 

ビデオ上映 イオマンテ(1935年・旭川近文コタン)

 

開会あいさつ まよなかしんやさん(フォークシンガー)
あいさつ 友寄隆治さん(天皇制を考える会)

 

シンポジウム
・川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん(旭川アイヌ協議会)

                                                     /「日ロ領土交渉」批判
・渡名喜守太さん(沖縄国際大学非常勤講師)

                   /琉球民族から、「日ロ領土交渉」をどう考えるのか
・具志堅隆松さん(ガマフヤー)/沖縄の遺骨問題について

 

閉会のあいさつ 上江洲安昌さん

 

主 催 アイヌ民族と連帯するウルマの会(090-8356-3253・川越 弘)

 


 今年も2月7日の「北方領土の日」がやってくる。日本政府(鈴木善幸内閣)が1981年から2月7日を「北方領土の日」に制定して以来、毎年全国各地で「北方領土の日」返還要求大会や北方4島をアイヌ民族に返せ集会等が開催されるようになったが、アイヌ民族に言わせれば、北方4島はロシアの「領土」でも日本「固有の領土」でもなくアイヌ民族の�郷土〞なのである。
 昨年12月15~16日にはプーチン・ロシア大統領が来日し、日ロ首脳会談でアイヌ民族を蹂躙し北方4島の再分割・再併合交渉を行っているが、45年前の沖縄返還(復帰)の「二の舞」にならぬように、当事者であるアイヌ民族も参加させるべきである。
 安倍政権は2018年「明治150年式典」、「北海道150年式典」を開催し、2020年東京オリンピックを新天皇の下、「日本を取り戻す」企みのピークにしようと尖閣等の「領土」問題を煽り、「ヤマト単一民族戦争国家日本」の復活を目論んでいる。
 「アイヌ民族と連帯するウルマの会」は、1999年の発足以来、「北方領土の日」反対!沖縄集会等を開催してきた。
 今年の19回も、アイヌモシリ(北海道)の旭川から川村カネトアイヌ記念館館長の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさんをむかえて、「琉球&アイヌの自己決定権!」シンポジウムを開催する。
 私たちは、日本という国がヤマト民族やアイヌ民族そして琉球民族や朝鮮・韓国民族等の人々が対等共生し、多様性を認め合う多民族民主国として歩むためには、まず日米安保条約を破棄し、アジア太平洋の国々から信頼される国づくりへと進むべきだと思う。沖縄戦の遺骨問題、そして日本が略奪したアイヌ民族と琉球民族の「人骨」問題の取り組みは、そのために重要である。
 同時に琉球民族の自己決定権を樹立するには、戦後・第3の島ぐるみの闘いを前進させ、辺野古新基地・高江オスプレイパッド等の日米軍事基地建設を日米両政府に断念させ、基地の島から平和発信の琉球弧に変えて行こうではありませんか。多くの皆様の参加を呼びかけます。


糾弾ニュース64号 2016年11月25日

自らの責務として反差別、反天皇制を闘おう
           ひろもと (ピリカ全国実・関西 ) 
 

 

 ピリカ実の運動に関わって北大人骨事件を知った私だが、それを初めて知った時「人道的にも許されないのに、なぜまかり通るのか」という疑問を感じた。やがてその疑問が活動に参加して分かってきた。そして学問や研究と言えば良いものであるという印象も覆った。許されないと思うことがまかり通る理由、「国立大学」とそこで行われている学問や研究は優秀で正当であるとされ、国家の繁栄のためとされている。それはもちろん天皇制ナショナリズムであり、帝国主義である。
 北大だけではないとは昔から言われてきたことだろうが、東大、京大、阪大の研究も明らかになってきた。4大学での人権蹂躙が明らかになってもまだ氷山の一角だろうが、私たちは旧帝国大学 や研究機関の人権蹂躙を日本帝国主義、天皇制ナショナリズムと一体のものであると訴えてきた。さらに遺骨返還と侵略戦争責任の謝罪と賠償を一体のものとして、追及していかなければならない。
  小川隆吉さんは『おれのウチャシクマ』でこう書いている。「開拓使が置かれどんどん移民が入ってくる。北海道が天皇の地となったと知らされていた。春先に入ってきた人たちの中には、初めて見る大地、秋から冬へ大地が凍りつくのを初めて見た。ここは人間の住むところではないと気付いた人たちは、12月はじめ、これから先一番足手まといになる生後間もない赤ちゃんをぼろ切れに巻いてアイヌのチセのまえに棄てた。犬の吠え声があまりにもつづくので外へ出てみたら赤ちゃんが居るではないか。驚きチセに入れこごえている赤ちゃんをカムイからの授かりものと、アイヌ語で育てた。その心を持ったアイヌたちの骨が掘り出されて研究の材料にされた。そのアイヌの先輩のことを思うと、胸がむらむらし てきて黙っていれなくなるのです」。
 これが日本帝国主義の姿なんだと感じた。アイヌモシリ、中国、朝鮮、太平洋諸島を侵略し、同じようなことをしてきたのだろう。北大は頭骨をスポーツ新聞で包みダンボール箱に入れて保管した。阪大は頭骨を標本として飾った。そこに遺骨という考えはない。研究材料という考えしかない。人道的な問題を言うだけではいけない。和人にある優生思想を弾劾しなければならない。そしてそれらと日本帝国主義=天皇制は一体のものであり、アイヌ民族がこれまでの闘いで訴えてきた。私たち和人は、自らの責務として反差別、反天皇制を闘わなければならない。

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