なぜあの商品は売れた? 行列研究所が謎に迫る

水曜インタビュー劇場(謎キット公演):プラモデル風の「伊勢えび」が、注目を浴びたワケ (1/5)

» 2018年01月24日 08時21分 公開
[土肥義則ITmedia]

 パッケージに「ISE-EBI」――。いきのいいイセエビの絵が描かれているので、パッと見たところ「プラモデルかな」と思ってしまうが、ふたを開けると部位ごとに袋詰めされた本物が入っている。イセエビの姿造りを“組み立てる”ことができるキットが売れに売れているのだ。

 商品名は「対ひとり晩酌用イセエビ」(3980円、税別)。水産仲卸業の海商(静岡県浜松市)が12月1日に受け付けたところ、SNS上で話題に。「箱のデザインが秀逸すぎる」「おいしそうだ」「これは欲しい」といったコメントが相次ぎ、「当初は1日に数個売れればいいかなと思っていたが、約10倍ペースで売れた」(海商)という。

 晩酌用イセエビは1月末まで販売する予定だったが、12月中に完売。自宅に届いた人が「これはおもしろい」「家でイセエビを食べたのは初めて。おいしい」といったコメントを付けて、動画や写真をネット上にアップしたので、再び注目を浴びることに。

 普段は魚や貝などを販売している会社が、なぜ本物かどうか疑ってしまいそうなキットを販売したのか。その秘密を探るために、海商で本企画を担当した京谷隆徳さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。

水産卸「海商」が発売した「対ひとり晩酌用イセエビ」が売れに売れた
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