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東京オートサロン 2018の初日に併催されるオークション「BH AUCTION」に、1994年型トヨタ「スープラ」のカスタムカーが出品される。しかも平凡な改造車ではない。日本のチューニング・ショップ、トップシークレットが手掛けたこのゴールドのJZA80型スープラは、換装されたV12エンジンによる驚異的なスピードで有名な1台だ。
そう、エンジンのシリンダー数は2倍に増えているわけだが、ボンネットの下に積まれているV12はフェラーリやアストンマーティン製ではない。日本市場専用の高級セダン「センチュリー」に搭載されていた、トヨタ自社開発による5.0リッターV12エンジンなのだ。
トップシークレットの改造は、単にエンジンを載せ換えただけではない。ピストンやコンロッドなどを強化パーツに交換した上で、片バンクに1基ずつのHKS製GT2835タービンを装着。さらにN2O(亜酸化窒素)噴射システムを追加することで、最大ブースト圧時には最高出力943psと最大トルク103kgmを発揮する。これを後輪に伝えるトランスミッションは純正のゲトラグ社製6速MTだが、レクサス用のファイナル・ギアを組み合わせてハイギアード化されているという。パワートレインのアップグレードに加え、エクステリアにはトップシークレットのSUPER G-FORCEワイドボディフルキットが装着されているので、正面から見るとスープラとは認識し難いが、グリーンハウスとテールライトにベース車の面影が残る。
以上のように、パワートレインだけを見ても特別な1台と言えるが、素晴らしい最高速度もこのスープラの価値を高めている。トップシークレット代表のスモーキー永田こと永田和彦氏は、2008年に同車をイタリアのナルド・テストコースで走らせ、最高速度358.22km/hを記録しているのだ。
BH AUCTIONは予想落札価格を発表していないが、オークションは決して安値で終わるとは思えない。ゴールドのV12スープラを手に入れたい方は、1月12日までに十分な軍資金を工面していただきたい。
By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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