米国と北朝鮮の協議は「入り口」が難しい

トランプ氏は素直な「幼稚園児」でいられるか?

2017年12月12日(火)

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予測不可能な、2つの国の指導者。(写真:写真:AFP/アフロ)

マーケットで影の薄くなった「北朝鮮情勢」

 マーケットでは最近、北朝鮮情勢の影がすっかり薄くなっている。11月29日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を久しぶりに発射した際も、市場参加者の反応はごくわずか。米国では議会での税制改革法案の審議動向の方がはるかに大きな関心事で、翌30日のウォールストリートジャーナル1面の紙面構成もそのようになっていた。日本の新聞は米国本土まで届き得る射程距離があるとみられるICBM「火星15」発射を1面トップでこぞって報じたが、東京株式市場で日経平均株価は29日も30日も堅調に推移した。

 11月29日に「火星15」を発射するまで約2カ月半も挑発行動をとらなかった北朝鮮は、米国との間で外交交渉を開始することを強く望んでいるように見える。

 それは、核・ミサイル開発がゴールに近づいて交渉に応じる態勢ができたこともあるが、より直接的には首都平壌におけるガソリン不足など、国連安保理で決議されたものを中心とする経済制裁の効果がじわり出てきたからだろう。また、トランプ米大統領による度重なる脅しのメッセージ発信が、予測不可能な言動をとりがちなこの人物による「まさか」的なケース発生への警戒感につながった面もあるかもしれない。

コメント5件コメント/レビュー

エコノミストが、自分達もしくは市場に神のごとき洞察力があると思い込んでいる文章ですね。兵器の性能に関する知識ひとつとっても素人でしょうに。(2017/12/12 11:09)

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「米国と北朝鮮の協議は「入り口」が難しい」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

エコノミストが、自分達もしくは市場に神のごとき洞察力があると思い込んでいる文章ですね。兵器の性能に関する知識ひとつとっても素人でしょうに。(2017/12/12 11:09)

まあ、北朝鮮への攻撃がないと信じたい方はそういうシナリオを描きたいのだと思いますが、クリスマスシーズンで韓国から家族を一時帰国させる名目がある時期だから、巻き込まれる米国民間人が少ない分、仕掛けやすいという考え方もあるんですよね。
来年のクリスマスまで悠長に待つ程時間的猶予がないと判断すれば米国は躊躇しないでしょうし、北朝鮮の在韓米軍撤退も、米国は空爆のみで、地上部隊はむしろ中国から押し入られる可能性の方が高いのに何言ってんだか…と思います。(2017/12/12 10:47)

北朝鮮の核保有を認めないと米国は言っているのに、その点を棚上げにして、対話する場合の北朝鮮のゴールの話をするなんて、この記事は何の意味があるのか。(2017/12/12 10:19)

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