マフラーをお洗濯♪【素材別】カシミア・ウール・アクリル徹底解説!

RELIVERS編集部

2016年12月24日

冬に大活躍したお気に入りのマフラーやストール。
直接肌に触れるものなので、できるだけ清潔さを保ちたいですよね。

家で洗いたいけれど、カシミヤやウールで出来ているマフラーやストールは、傷みや縮みが心配。

今回は、そんなお悩みを持つあなたに、自宅でマフラーを洗濯する方法をお教えします!

私のマフラー、どうやって洗えばいいの?

羊

まずは、マフラーの素材別に洗い方を知りましょう。

カシミヤ(カシミア)

肌触りも良く、とても軽く柔らかいカシミヤ。カシミヤとは、カシミール地方に生息しているヤギの毛のことです。生産量がとても少なく、1頭から150~200gほどしか毛が取れないため、お値段も高価。また、毛の繊維が細く長いので、空気を含みやすく保湿性が高いです。
しかし、毛の繊維が細いので擦り切れたり破れたりしやすく、シミにもなりやすいデリケートな素材です。

カシミアの場合は30度以下の温度の水で、優しく手洗いをする必要があります。長時間水に沈めないように、すすぎも含め短時間で洗いましょう。

ウール

暖かく丈夫なウール。ウールとは、羊の毛のことです。毛玉が出来にくく、カシミヤに比べると扱いが楽な素材であり、多少水に濡れるのも大丈夫。
しかし、何も知らずに洗うと、縮んだり締まって硬くなったり、ふんわりとした質感が失われてしまう事も少なくありません。

ウールの場合は、縮んだり硬くなったりしないよう、ぬるま湯を使用します。また、洗濯機の水圧もマフラーを縮めてしまう原因となるので、手洗いがお勧めです。

アクリル

アクリル素材は、天然繊維ではなく化学繊維。なので、カシミヤやウールに比べると丈夫な素材です。
アクリル素材の場合、そのほとんどは洗濯機で洗う事ができます。ただし、必ず洗濯ネットを使用し、中性のオシャレ着用洗剤を選びましょう。洗濯機のコースは、手洗いモードソフトモードなど、やさしく洗えるようにセットしましょう。
仕上げに柔軟剤を使用したい場合にも、アクリル素材ならば使用しても問題ありません。

 

注意
シルク(絹)、レーヨン、キュプラ、アセテートなどの素材は、とてもデリケートなので、自宅での洗濯は避け、クリーニング店にお願いするようにしましょう。

マフラーを洗う前の3つのチェック

マフラーを洗う前に、確認しておきたいことが3つあります。

1. 取扱い絵表示をチェック
取り扱い絵表示は必ず確認しましょう。

「洗濯機マーク」「手洗いマーク」
  これらのマークがついていれば、水洗いできます。

 

「水洗い不可マーク」
このマークがついていれば、基本的には水洗いできません。
しかし、素材によっては丁寧に扱えば洗える場合もあります。

 

「ドライマーク」
ウールやシルク、レーヨンなどに表示されている場合が多い「ドライマーク」、実は中性のおしゃれ着用洗剤で洗濯出来るのです。
「ドライマーク」がついていると、『ドライクリーニングしかできない』と勘違いをされる方が多いですが、本当は『ドライクリーニングが可能』という意味なのです。

一緒についている絵表示をきちんと確認し、洗えるかどうか確かめましょう。

 

2. 使用する洗剤のチェック
中性のおしゃれ着用洗剤を使います。

このような洗剤は、繊維を保護する成分が含まれているのです。デリケート衣類用洗剤は、ウールやデリケート衣類を手洗いすることに特化しているのです。

また、仕上げに柔軟剤を入れると、ふんわりと軽く仕上がるだけではなく、静電気を防ぐ効果もあります。

 

3. 色落ちしないかチェック
初めて洗うときは、マフラーの目立たないところに洗剤の原液をつけ、5分ほどおいてティッシュペーパーなどで押さえます。

色がついたら単独で手早く洗うか、プロのクリーニング店に任せましょう。

マフラーの手洗い方法(カシミヤ・ウールなど)

カシミヤやウールなどデリケートな素材のマフラーは、手洗いをしましょう。

 

用意するもの

・中性のおしゃれ着用洗剤

・洗い桶(栓をした洗面台)

※直径35cm以上の大きめサイズがお勧めです。

・ゴム手袋(肌の弱い方は使用しましょう)

 

 

   手 順  

1. 水に洗剤を溶かす

洗面器に浸るくらいの水と適量のおしゃれ着用洗剤を入れ、しっかりと溶かします。

POINT
水温はカシミヤなら30度以下、ウールならぬるま湯を使用しましょう。

 

2. たたんで浸け置きする

洗濯液を入れた洗い桶に、汚れた部分が外側になるようたたんだマフラーを入れます。そのまま15分~30分ほど放置します。

注意
マフラーを洗濯する際は、1度に3枚以上洗わないようにしましょう。あまり多く洗うと、絡まったり、洗剤液がマフラーに充分に浸透しなかったりして、上手く洗濯できません。色物は、必ず色分けをして洗濯しましょう。色移りや、くすみの原因となります。

 

3. 押し洗いをする

20~30回ほど衣類を手のひらで押したり、持ち上げたりして、やさしく洗いましょう。

 

4. 丁寧にすすぐ
たくさんの水で丁寧にすすぎます。
水の濁りが無くなるまで、水を入れ替えて行いましょう。

 

5. 柔軟剤に浸す

洗い桶に柔軟剤をかき混ぜながら入れ、3分ほどマフラーを浸します。
柔軟剤を入れることで静電気を防ぎ、ふんわり仕上上がります。

 

6. 脱水する

最後に洗濯機で30秒ほど脱水するか、タオルドライをしましょう。


〜タオルドライの脱水方法〜

まずバスタオルを広げ、その上にマフラーを広げます。
そして、バスタオルを端からくるくると優しく丸め、バスタオルの吸水力で自然に脱水させましょう。

POINT
シワができないように広げ、形も整えます。この一手間で、仕上がりがとても綺麗になります。

 

7. 陰干しする
詳しくはマフラーの干し方と仕上げ方法に載っています。

 

 

 

マフラーの洗濯方法(アクリルなど)

アクリル素材などのマフラーは、洗濯機で洗うことができます。

用意するもの

・中性のおしゃれ着用洗剤

・柔軟剤

・洗濯ネット

 

   手 順  

1. たたんでネットへ入れる

マフラーは細長く、絡まりやすいので、洗濯ネットに入れて洗濯します。
フリンジがついているものは、フリンジ部分が内側になるようにたたんで、ネットに入れましょう。

 

2. 洗剤を入れる

おしゃれ着用洗剤を記載されている分量入れます。

また、柔軟剤をセットします。
洗濯機によって柔軟剤を入れる場所が異なるので、しっかりと確認しましょう。

 

3. 手洗いモードで洗う

手洗いモードやソフトモードなど、やさしく洗えるコースを選択しましょう。

 

4. 陰干しする
詳しくはマフラーの干し方と仕上げ方法に載っています。

 マフラーの干し方と仕上げ方法

ブルドッグ

干し方を間違えると、せっかく綺麗に洗ったマフラーが台無しになってしまうこともあります。

日陰に平干しする

マフラーを洗濯機から取り出したらまず、軽くたたいてシワをのばします。縦方向に伸びた場合は、横方向に引っ張り、フリンジ部分の絡まりは手で整え、陰干ししましょう。マフラーを平らに干せる場所があれば、平干しがお勧めです。
場所が無い場合は、ハンガー2本を使ってM字型になるようにし、重さを分散させながら干しましょう。

注意
干し方が悪いと、マフラー自身の重みで伸びてしまい、型崩れの原因となる可能性があります。

 

スチームで仕上げる

最後にスチームを当て、マフラーの毛並みを整えていきます。マフラー・ストールをハンガーにかけたまま、スチームアイロンを浮かしてかけます。アイロン面を押し付けず、スチームだけをマフラーに当てるイメージです。フリンジ部分は、アイロン台に寝かせ、同じようにアイロンを押しつけずにスチームを当てます。最後に、手ぐしで毛並みを整えてあげましょう。ふっくら暖かに仕上がりますよ。

縮んでしまったマフラーやストールは元に戻せるの?

羊

 

カシミアやウールは、水に濡らしたまま強く力を加えると、縮んでしまう可能性があります。
縮んでしまったマフラー、元に戻す方法はないのでしょうか。

実は、ヘアトリートメント(「アモジメチコン」という成分入り)を使えば、元に戻る可能性があります!

この、ヘアトリートメントに含まれる「アモジメチコン」という成分が、縮んでしまった繊維をまっすぐにのばしてくれるのです。

 

   手 順  

1. 水を張る

洗面器、または洗面台にマフラー(ストール)全体がつかる程度の水をはります

 

2. トリートメントを溶かす

水にヘアトリートメントを15gほどしっかりと溶かします。

 

3. マフラーをつけ置きする

マフラーを液体に浸してやさしく押し洗いし、30分程度そのままつけておきます。

 

4. 脱水する
30分たったら洗濯機で30秒ほど脱水、またはタオルドライをし、型崩れしないように注意して陰干しします。

干し方は、上記のマフラーの干し方と仕上げ方法を参考にしてください。

注意
一度縮んでしまったマフラーは、以前と全く同じサイズになるわけではありません。効果がない場合もあります。
正しい洗濯方法を知り、丁寧にお手入れすることがマフラーの縮みの予防になります。

まとめ

冬のお洒落には欠かせないマフラー、いつも清潔なものを身に付けたいですよね。

大事なことは、
・取り扱い絵表示をしっかり確認すること
・マフラーの素材にあった方法で洗うこと
・おしゃれ着用洗剤を使用してやさしく洗うこと
この3点です。

しかし、いくら自宅で洗っても、目に見えない汚れはたくさん付いているもの。シーズンが終わったら、プロのクリーニング店にお願いすることをお勧めします。
来シーズンも気持ち良く身に着けることができますよ!

関連記事

ニット・セーターの洗濯方法を解説!縮むのを防ぐ洗い方とは?

ニットやセーターってふわふわしていて、あったかくて、寒い冬には手放せませんよね。 でも、着終わった後は? なんとなく、自分で洗濯すると縮んだり型崩れしたりしてしまうイメージ…。 でも、だからといって毎回着終わった後にクリ […]

カーディガンを洗濯!縮ませない洗い方と伸ばさない干し方で心配無用

「カーディガンは普通に洗って大丈夫なの?」と心配になることや、「洗い方を間違って、縮んでもう着れなくなってしまった」というような経験はありませんか? 実は、今までの洗い方をちょっと変えるだけで、カーディガンを長持ちさせる […]

ダウンジャケットを自宅で洗濯?自分でできる洗い方と注意点を解説!

暖かくて毎日使えるダウンジャケット。 寒い時期にはとても重宝しますよね。 しかし着続けているうちに、汚れはどんどん溜まっていきます。 汗ばんだときには、臭いも気になりますよね。 いちいちクリーニングに出していたら、出費も […]

ストッキングは洗濯機で洗った方が良い!電線予防で消臭もしっかり!

女性にとっては、オフィスに行くとき、何かオフィシャルなパーティーに行くとき。 必ずと言っていいほど履きますよね。 ストッキング。 ちゃんとしてますか?お洗濯。 靴の中って相当な高温多湿。雑菌が繁殖しやすいのです。 ストッ […]

プリーツスカートの洗濯は、乾かし方とアイロンも気にしてプリーズ!

あなたはプリーツスカート、お持ちですか? プリーツスカートを履いている女性って、プリーツが歩きながら揺れて、思わず見ちゃうんですよね。好きです。 でもそんなプリーツスカート、どうお手入れしていいのか分からない方も多いんじ […]

カッパ・レインコートは洗濯と乾燥だけじゃない?残り2つを確認せよ

この季節、カッパやレインコートってよく使いますよね。 お子さんが登校するとき。 ゲリラ豪雨なのに家に食料が何もなくて、自転車で買い物に行かなければいけないとき。 さて、カッパやレインコートって脱いだあと洗濯していますか? […]

長襦袢と帯の洗濯は縮みに注意。ちなみに言うと桐箱GOODで霧NG

長襦袢(ながじゅばん)は、素肌に直接着るものですから、汗汚れやニオイが気になりますよね。 頻繁に着物を着るようなら、長襦袢まで毎回クリーニングに出していたら出費がかさんで大変です。自分で洗えたらいのにな、なんて思いません […]

「麻の洗濯は朝に!」リネンを洗う理念だと言いたいだけの徹底解説

通気性がよく吸水性にすぐれた麻(リネン)。これから暑くなる夏場に向けて、重宝する素材のひとつです。 しかし、洗濯をするとしわになりやすくよれたり型崩れしやすいという難点も。そこで今回は、麻(リネン)の状態を保つ手洗いの方 […]

靴下の洗濯前のつけおき・重曹でにおいが取れない場合は足が臭すぎる

みなさん突然ですが、靴下の洗濯どうやってしていますか? あまり気にしていないかもしれませんが、靴下というのは衣服の中でも特に汚れやすく、雑菌が繁殖しやすいものなんです。 靴下は普段、通気性の悪い靴の中にいますよね。 靴の […]

服の虫食い対策は防虫剤が主役!脇役の人間がやれるお手伝いも掲載!

秋の衣替えシーズン、冬物衣類を取り出してみたらお気に入りの服に虫食いを見つけてショックを受けたこと、きっと誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか。 防虫剤は使っていたと思いますが…適切な使い方がされていないと、せっか […]

Twitter