冬に大活躍したお気に入りのマフラーやストール。
直接肌に触れるものなので、できるだけ清潔さを保ちたいですよね。
家で洗いたいけれど、カシミヤやウールで出来ているマフラーやストールは、傷みや縮みが心配。
今回は、そんなお悩みを持つあなたに、自宅でマフラーを洗濯する方法をお教えします!
目次
まずは、マフラーの素材別に洗い方を知りましょう。
肌触りも良く、とても軽く柔らかいカシミヤ。カシミヤとは、カシミール地方に生息しているヤギの毛のことです。生産量がとても少なく、1頭から150~200gほどしか毛が取れないため、お値段も高価。また、毛の繊維が細く長いので、空気を含みやすく保湿性が高いです。
しかし、毛の繊維が細いので擦り切れたり破れたりしやすく、シミにもなりやすいデリケートな素材です。
カシミアの場合は30度以下の温度の水で、優しく手洗いをする必要があります。長時間水に沈めないように、すすぎも含め短時間で洗いましょう。
暖かく丈夫なウール。ウールとは、羊の毛のことです。毛玉が出来にくく、カシミヤに比べると扱いが楽な素材であり、多少水に濡れるのも大丈夫。
しかし、何も知らずに洗うと、縮んだり締まって硬くなったり、ふんわりとした質感が失われてしまう事も少なくありません。
ウールの場合は、縮んだり硬くなったりしないよう、ぬるま湯を使用します。また、洗濯機の水圧もマフラーを縮めてしまう原因となるので、手洗いがお勧めです。
アクリル素材は、天然繊維ではなく化学繊維。なので、カシミヤやウールに比べると丈夫な素材です。
アクリル素材の場合、そのほとんどは洗濯機で洗う事ができます。ただし、必ず洗濯ネットを使用し、中性のオシャレ着用洗剤を選びましょう。洗濯機のコースは、手洗いモードやソフトモードなど、やさしく洗えるようにセットしましょう。
仕上げに柔軟剤を使用したい場合にも、アクリル素材ならば使用しても問題ありません。
マフラーを洗う前に、確認しておきたいことが3つあります。
1. 取扱い絵表示をチェック
取り扱い絵表示は必ず確認しましょう。
◎「洗濯機マーク」 か「手洗いマーク」
これらのマークがついていれば、水洗いできます。
◎「水洗い不可マーク」
このマークがついていれば、基本的には水洗いできません。
しかし、素材によっては丁寧に扱えば洗える場合もあります。
◎「ドライマーク」
ウールやシルク、レーヨンなどに表示されている場合が多い「ドライマーク」、実は中性のおしゃれ着用洗剤で洗濯出来るのです。
「ドライマーク」がついていると、『ドライクリーニングしかできない』と勘違いをされる方が多いですが、本当は『ドライクリーニングが可能』という意味なのです。
一緒についている絵表示をきちんと確認し、洗えるかどうか確かめましょう。
2. 使用する洗剤のチェック
中性のおしゃれ着用洗剤を使います。
このような洗剤は、繊維を保護する成分が含まれているのです。デリケート衣類用洗剤は、ウールやデリケート衣類を手洗いすることに特化しているのです。
また、仕上げに柔軟剤を入れると、ふんわりと軽く仕上がるだけではなく、静電気を防ぐ効果もあります。
3. 色落ちしないかチェック
初めて洗うときは、マフラーの目立たないところに洗剤の原液をつけ、5分ほどおいてティッシュペーパーなどで押さえます。
色がついたら単独で手早く洗うか、プロのクリーニング店に任せましょう。
カシミヤやウールなどデリケートな素材のマフラーは、手洗いをしましょう。
用意するもの
・中性のおしゃれ着用洗剤
・洗い桶(栓をした洗面台)
※直径35cm以上の大きめサイズがお勧めです。
・ゴム手袋(肌の弱い方は使用しましょう)
手 順
1. 水に洗剤を溶かす
洗面器に浸るくらいの水と適量のおしゃれ着用洗剤を入れ、しっかりと溶かします。
2. たたんで浸け置きする
洗濯液を入れた洗い桶に、汚れた部分が外側になるようたたんだマフラーを入れます。そのまま15分~30分ほど放置します。
3. 押し洗いをする
20~30回ほど衣類を手のひらで押したり、持ち上げたりして、やさしく洗いましょう。
4. 丁寧にすすぐ
たくさんの水で丁寧にすすぎます。
水の濁りが無くなるまで、水を入れ替えて行いましょう。
5. 柔軟剤に浸す
洗い桶に柔軟剤をかき混ぜながら入れ、3分ほどマフラーを浸します。
柔軟剤を入れることで静電気を防ぎ、ふんわり仕上上がります。
6. 脱水する
最後に洗濯機で30秒ほど脱水するか、タオルドライをしましょう。
〜タオルドライの脱水方法〜
まずバスタオルを広げ、その上にマフラーを広げます。
そして、バスタオルを端からくるくると優しく丸め、バスタオルの吸水力で自然に脱水させましょう。
7. 陰干しする
詳しくはマフラーの干し方と仕上げ方法に載っています。
アクリル素材などのマフラーは、洗濯機で洗うことができます。
用意するもの
・中性のおしゃれ着用洗剤
・柔軟剤
・洗濯ネット
手 順
1. たたんでネットへ入れる
マフラーは細長く、絡まりやすいので、洗濯ネットに入れて洗濯します。
フリンジがついているものは、フリンジ部分が内側になるようにたたんで、ネットに入れましょう。
2. 洗剤を入れる
おしゃれ着用洗剤を記載されている分量入れます。
また、柔軟剤をセットします。
洗濯機によって柔軟剤を入れる場所が異なるので、しっかりと確認しましょう。
3. 手洗いモードで洗う
手洗いモードやソフトモードなど、やさしく洗えるコースを選択しましょう。
4. 陰干しする
詳しくはマフラーの干し方と仕上げ方法に載っています。
干し方を間違えると、せっかく綺麗に洗ったマフラーが台無しになってしまうこともあります。
マフラーを洗濯機から取り出したらまず、軽くたたいてシワをのばします。縦方向に伸びた場合は、横方向に引っ張り、フリンジ部分の絡まりは手で整え、陰干ししましょう。マフラーを平らに干せる場所があれば、平干しがお勧めです。
場所が無い場合は、ハンガー2本を使ってM字型になるようにし、重さを分散させながら干しましょう。
最後にスチームを当て、マフラーの毛並みを整えていきます。マフラー・ストールをハンガーにかけたまま、スチームアイロンを浮かしてかけます。アイロン面を押し付けず、スチームだけをマフラーに当てるイメージです。フリンジ部分は、アイロン台に寝かせ、同じようにアイロンを押しつけずにスチームを当てます。最後に、手ぐしで毛並みを整えてあげましょう。ふっくら暖かに仕上がりますよ。
カシミアやウールは、水に濡らしたまま強く力を加えると、縮んでしまう可能性があります。
縮んでしまったマフラー、元に戻す方法はないのでしょうか。
実は、ヘアトリートメント(「アモジメチコン」という成分入り)を使えば、元に戻る可能性があります!
この、ヘアトリートメントに含まれる「アモジメチコン」という成分が、縮んでしまった繊維をまっすぐにのばしてくれるのです。
手 順
1. 水を張る
洗面器、または洗面台にマフラー(ストール)全体がつかる程度の水をはります
2. トリートメントを溶かす
水にヘアトリートメントを15gほどしっかりと溶かします。
3. マフラーをつけ置きする
マフラーを液体に浸してやさしく押し洗いし、30分程度そのままつけておきます。
4. 脱水する
30分たったら洗濯機で30秒ほど脱水、またはタオルドライをし、型崩れしないように注意して陰干しします。
干し方は、上記のマフラーの干し方と仕上げ方法を参考にしてください。
冬のお洒落には欠かせないマフラー、いつも清潔なものを身に付けたいですよね。
大事なことは、
・取り扱い絵表示をしっかり確認すること
・マフラーの素材にあった方法で洗うこと
・おしゃれ着用洗剤を使用してやさしく洗うこと
この3点です。
しかし、いくら自宅で洗っても、目に見えない汚れはたくさん付いているもの。シーズンが終わったら、プロのクリーニング店にお願いすることをお勧めします。
来シーズンも気持ち良く身に着けることができますよ!
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