トップがムダな会議を開けば部下は迷惑

第7回: ヤマほどある会議を削減する方法

2015年12月24日(木)

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 私が2008年にカルビーの社外取締役に就いた際、幹部の会議が多く、驚きました。例えば、月曜日の午前中に社長も参加する「マーケティング会議」(約15人)を開き、午後にまた経営幹部が出席する「常務会」(幹部以外を含む約20人)を実施していたのです。

 そこで、私が会長兼CEO(最高経営責任者)に就いてから、上級執行役員以上の幹部会議を半分以上減らしました。それでも今、何の弊害もありません。総務担当などの例外を除いて皆、外へ出て会社にいなくなりました。ただ、従業員の会議の数はまだあまり減らせていないのは課題です。相変わらずカルビーは会議が好きな会社ですね。

終わりの時間を決めておくこと

 やむを得ず会議を開くなら、時間を縮める工夫が必要です。2時間以上続く会議など非効率。集中力が続きませんよ。

 解決するには、まず開始と終了時刻を決めておき、絶対に延長しないこと。時間が来たら結論を出す癖をつけます。予定より早く終わる分には構いませんが、遅刻は厳禁です。

 私がジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人のトップだったときには、とりわけ、これを徹底していました。「はい、このテーマ15分」と宣言して集中的に話し合い、次々に結論を出していったのです。

 会議の資料は、2日前までに用意して関係者に渡すことも重要です。事前に読み込んでおき、会議が始まったら、すぐ議論できる状態にしておく。

 カルビーの従業員は、これをなかなか守ることができていません。資料の提出が遅いから、私の元に届くのはたいてい前日。しかし、夜中まで掛かったとしても、私は必ず目を通し、疑問点や自分の意見をメモして会議に臨みます。

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