3月1日、大阪の大手のタクシー会社Nの営業所に直接面接へ行ってきました。
インテリヤクザ風(笑)のちょっと鋭い目つきの面接担当者さんに一瞬たじろいましたが、くしゃくしゃの笑顔でお話してくださってこちらの緊張もほぐれ、近所のオジサンと世間話してるような雰囲気で面接を終えました。
そしてその日のうちに採用とわかるTEL連絡。
ほぼ即日採用といってもいいぐらいのスピード採用でした。
タクシー会社は常に求人している。しかも若い人を欲しがっているので、落ちるわけないじゃんwと思ってはいたけど、こんなに早いとは…(^^;びっくりしますね。
実は2月に「タクシー運転手になろうと思うんだよね」と周囲にいったせいか、知り合いのタクシー会社、数社からオファーがいくつかありました。20〜30代の女性ドライバーを欲しがる所は多いようです。しかし、私は他の会社にはNが先だと連絡をして、その後お断りしNに決めました。
IT畑育ちで仕事やお金に困っているわけでもない私が、タクシー・ドライバーという道に進むにあたって知人からは多くの質問をいただきます。世間ではタクシー・ドライバーになる人のイメージはあまりよくなく、リストラや会社の倒産等、仕事に困った人や定年退職をした方々の受け皿というイメージが強いようです。その為、私が生活に困っているのではないかと心配して、手を差し伸べようとしてくださる方も多くいました。心配かけて申し訳ありません。でも私は強い信念があってこの道を選びました。それを聞いてほしくてこのブログも立ち上げました。
今回はその想いを伝えたいので、タクシー運転手になりたいと思ったきっかけをお話しますね。
タクシー・ドライバーになろうと決めたのは3年前。
私が普通免許を取得したのは2013年8月。
それまで生きてきた30数年間、車の免許を取ることなんて一度も考えた事がありませんでした。
タクシー・ドライバーになりたいと思うどころか「走る凶器を転がすなんて私には無理。人殺しになりたくないし」とすら思ってました。
普段の移動はロードバイク。こちらも乗り方によっては危険ですが、歩行者がいる道はスピードを出さないとマイルールを作って乗っていました。50km〜60kmぐらいの移動は平気で、疲れたらばらして電車輪行かタクシー拾ってかえればいい。その生活で何の不便もなく過ごしていました。
きっかけは”女の生きにくさ”を語り合った時
LGBTのお友達がタクシードライバーに性的な話をふられ強く恐怖を感じた事を私に話してくれたんです。
「女に産まれただけでどうしてこんな目に合わなければならないのか!?」
彼女は泣きながら私に問いました。
私は彼女の恐怖を想像して一緒に泣いてしまいました。
私達女性は、タクシーに乗るだけでも精神的な苦痛を受ける事がよくあります。
理由については、今の私にはまだよくわかりません。
でも思いつくのは、女性の人権に対する意識が低いドライバーが多いという事。
タクシードライバーの多くは50歳以上。男尊女卑がまかり通ってる時代に生きてきた人が多く、今もなお女性蔑視のきらいがある人が多くいます。その方たちは自らがセクシャルハラスメントをしている意識が薄い人が多い。また、他の接客業と違い、対面で会話をする事がほとんどないので、女性が嫌がっていると気がつきにくいのも要因の一つと考えれます。他にも、密室空間でかつ、客とサービス提供者という立場でありながらも、走り出してしまえばドライバーの方が主導権を握れてしまうアベコベさも他のサービス業と違う面だと思いますね。
他にも色んな理由が考えられますが、これらはまだ業界をしらない私の憶測。これからタクシー・ドライバーとして働いていくうちに、他の理由がみつかるかもしれませんのでその時にまた考察したいと思いますので、とりあえず今回はこれだけでおいておきます。
女性が生きやすい社会にするには女性が切り開いていかないと
女性ドライバーが増えたといえ、この業界はまだまだ男性ばかり。セクハラに対する研修、教育をしていると言っても、まだまだ足りてないし、女性から見た安心には程遠い。「なんとかならんのかしら….(怒)」
なんとかならんのかしら?が「なんとかしたい」になっちゃったんですね。すみません。私、そういう性格なんです。
うちには娘が二人います。まだ一人でタクシーに乗ることありませんが、これから大学生、社会人と成長していき、独りで乗ることもあるでしょう。自分たちが受けた不快感や恐怖は娘達にはさせたくない。その為に出来ること…今の私には業界を知ることしかないんですよね。
単純かしら?でも少しずつでも変えていきたい。変えていきたいと願うから、私は行動する。
ブログを立ち上げたのもそのためです。
このブログを読んだ人の意識が少しでも変わってくれたらいいなと強く願います。
これからタクシー・ドライバーになろうかな?と思う人も覗いてくれるかもしれません。
“女性客の立場”となって”女性客特有の感情”もたくさん書いていく予定ですので、参考にしていただければうれしいです。



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